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国際
脱原発は正しい決断 再生エネ普及と独首相
2012.3.10 23:53
ドイツのメルケル首相は10日公表のビデオ声明で、東京電力福島第1原発後に決めた脱原発政策について,「(日本のような)先進工業国でも危機に陥った。ドイツで起きないとは言えず、脱原発を決意した」と振り返り、自身の決断は正しかったと強調した。
首相は原発の代わりに風力や太陽光発電など再生可能エネルギーの普及を促進させていくとし、脱原発は「ドイツが再生エネルギー市場を先頭に立って引っ張っていくチャンスだ」と指摘。最優先課題として送電網の整備に取り組むと表明した。
ドイツは2022年末までに全17基の原子炉の稼働を停止することを決めている。(共同)
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