2012年3月10日土曜日

3月10日

とっても残念なできごとが。

親友のお母さんと横浜駅周辺のM寿司のカウンター席でランチをしていると、右となりの男性が帰り際にお母さんの後頭部にパンチをしていきました。
彼が立ち上がったときに気配は感じていたのだけど、彼女を守ってあげることはできなかった。

殴った男性はお店の出口へささっと抜けて行く途中、捨て台詞に「日本人女性なら外人としゃべってんじゃねーよ」と暴言をはいていき、これで完全に確信犯。

最初は彼が酔っぱらっていただけに、よろけたんじゃないかなと二人で思っていましたが、故意に殴ったのです。これにはさすがに僕も怒り、席から立ち上がり、よっぽど殴り返してやろうかと思ったけど、相手が老人だったこともあり、とりあえず謝れと叫びかけました。

だいたい理由がなんであれ、女性を殴るとは何事だと。
それに加え自分は日本国籍も持っている日本人だと。
見た目で人を判断すんなと。

まあ、たとえ自分が外国人であろうと許される行為ではなく、親友の母が自分のせいで赤の他人に殴られたことに、僕ははらわた煮えくり返り、殺意が芽生えましたね。

しかし相手の男性は反省のはの字も見せず「やるなら来い」という態度。

いやご老人、やるならあなた死にますよ。店や他の客に迷惑はかけられないからどうしようと考えました。店を出て外でぶんなぐって土下座でもさせてやろうかな。

その人は常連客のOさんと言う方らしく、とりあえず店の方が連れ出し、僕はお母さんに「もういいわよ」と止められたので、必死の思いで我慢することに。

その後治療院で膝の様子を見てもらう予約が入っていたので、そのまま治療を受けましたが、やはりこのまま泣き寝入りというのが悔しくて、彼女と横浜駅西口警備派出所に届け出を出しました。すると対応してくれたKさんがまた頼りないのなんの。

お見せまで行くと、カメラを忘れたことに気づく。
店内で詳しい状況を説明すると、僕が右手か左手か死角からきてはっきりと見えていなかったので、証言にならないと。どちらの手で殴られたか見ていなかったら、何も見ていないこと、つまり殴っていないかもしれないことになるそうです、Kさんによると。

結局板前さんの証言で右の肘打ちだったことが判明。
しかしKさんはその後「どうしたいの?何がしたいの?」と何も受け付けてくれない。

お見せの方を交えて30分くらい立ち話になったあげく、結局ぼくらの泣き寝入り。

常連客ということで、お店の方が連絡先を持っていたので、電話でその後話しましたが、自分が悪いことをしたという認識がこれっぽっちもないOさんにはもはや言葉もありません。

また、しまいには大したケガもないのに、警察に持ち込んだ僕らが「空気読めてない」てきな感じになり、Kさんは「こんな事件は初めて」だと困った様子。

被害者のはずの我々が場違い、加害者は酔っぱらっていたからしょうがないという空気になり、正直心底失望しました。

Kさんによると、僕に関しては暴言を吐かれただけなので、事件として受理することすらできないと。つまり皆さん、暴言は吐いたもの勝ちみたいですよ。
また、お母さんに関しては受理はできるけど、その場で数時間拘束される上、その後も何かあるたびに呼び出しを食らう。

「それでもやるの?どうするの?」というスタンスでしか受けたまってくれません。

だからみんな泣き寝入りするんだなと社会勉強になりました。

僕は差別的な暴言の対象になることは慣れているけど、自分のお友達が被害者になったのは今回が初めての経験でした。本当に悲しいし、こっちは何も悪いことしてないのに、なんで最後には悪いみたいな空気になっていたのか理解に苦しみます。

こんなこと言いたくないけど、よっぽどその場で私刑を加えた方が良かったなと。

殴ったところで、相手に訴えられることはおそらくないのですから。

この《やったもん勝ち》みたいなシステムってなんとかならないもんですかね?被害者を守るためにあるはずなのに、どうしてこうも加害者有利にできているのか?

とても悔しいです。
僕は我慢して正解だったのでしょうか?
それともやり返した方が良かったのでしょうか?

皆さんはどう思いますか?

あ〜イライラする。

悠紀

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