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アチェから被災地へ応援メッセージ

3月10日 20時38分

アチェから被災地へ応援メッセージ
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東日本大震災から11日で1年になるのを前に、インド洋大津波で最も大きな被害を受けたインドネシア、アチェ州の人たちが、お互いの復興への思いを込めて、被災者を日本語で激励するメッセージを風船に結びつけて空に飛ばしました。

地元の大学やNGOなどが企画したこの催しは、アチェ州の州都バンダアチェの郊外に、日本の援助で再建された中学校で、地元の中学生や高校生などおよそ500人が参加して行われました。
参加者たちは、まず東日本大震災の犠牲者のために黙とうをささげました。
そして、お互いの復興への思いを込めて、600羽の折り鶴と日本語で「いっしょに頑張ろう!!!」と書かれた大きな垂れ幕を一斉に風船で空に飛ばしました。
また、参加者たちは、長さ6メートルの横断幕に「がんばれ」とか「負けないで」など日本の被災者を励ますメッセージを書き込みました。
この催しを企画した地元の大学で教べんをとるムクリス・ハミッドさんは「アチェは今も日本の被災者の皆さんを気にかけていて、励ましたいと思っていることを伝えたかった」と話していました。