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経産相 自然エネルギー住宅など視察

3月10日 22時24分

枝野経済産業大臣は10日、愛知県を訪れ、11日で1年になる東日本大震災の復興にも期待される、自然エネルギーを活用した住宅や大容量の蓄電池の生産現場を視察しました。

枝野経済産業大臣は、太陽光などの自然エネルギーを活用する「スマートハウス」が30軒ほど建ち並ぶ豊田市の住宅地を訪れ、家庭のコンセントから充電するプラグインハイブリッド車の仕組みや、電力の使用量を管理する節電のシステムなどを見学しました。
このあと枝野大臣は、「NAS電池」と呼ばれる大型の蓄電池を生産する小牧市の工場を訪れ、大容量の電気をためる仕組みなどの説明を受けました。
国は震災以降、「スマートハウス」や「NAS電池」などを活用して地域で電力を融通し合い、エネルギーの自給自足を図る「スマートコミュニティ」と呼ばれる街づくりを目指しています。
視察を終えた枝野大臣は、記者団に「スマートコミュニティに関連する現場を実際に見て、可能性の大きさと重要性を強く実感した。被災地の再建と復興に向けてスマートコミュニティを軸にした街づくりを強力に進めていきたい」と述べていました。