東京タワーに“ＫＩＺＵＮＡ”

3月10日 20時38分

東日本大震災の発生から１１日で１年になるのを前に、東京タワーに復興への願いを込めて、「ＫＩＺＵＮＡＮＩＰＰＯＮ」という光のメッセージが点灯しました。

１０日は日が沈んだ午後６時半に、東京タワーの高さ１５０メートルの大展望台に、アルファベットで「ＫＩＺＵＮＡＮＩＰＰＯＮ」というメッセージが点灯しました。
メッセージには、節電を意識して白色のＬＥＤが用いられたほか、太陽光発電で得た電力を利用しているということです。
近く結婚する予定だという４１歳の男性と２７歳の女性は「被災地の方々が安心して暮らせるように早く復興することを願っています」と話していました。
また２０代の男性は、「絆」という言葉について、「震災のあと、みんなで支え合っていかなければならいと意識するようになりました」と話していました。
この光のメッセージは、午前０時まで点灯したあと、１１日も日没から午前０時まで点灯することになっています。