NHK長崎県のニュース　長崎放送局

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市川森一さんの梅咲き始め

去年１２月に亡くなった諫早市出身の脚本家、市川森一さんから、母校の鎮西学院に贈られた梅の木に、白い花が咲き始めました。
この梅の木は、去年１２月に亡くなった諫早市出身の脚本家、市川森一さんの諫早市の自宅で育てられていたもので、市川さんが卒業した中学校が併設されていた諫早市の鎮西学院にことし１月に寄贈され、市川さんの小説、「蝶々さん」にちなんで、「蝶々さんの梅」と呼ばれています。
高さおよそ５メートル、樹齢１００年以上といわれるこの梅の木に、先月末から白い花が咲き始め、花の開花を待ち望んでいた学校の関係者などが、近くで花を眺めたり、写真を撮ったりしながら、市川さんを思い起こしています。
鎮西学院の卒業生で、学院の薬剤師を務める熊本公子さんは、「花が咲くのを待っていました。市川先生も喜んでいると思います。見れば見るほど風情があるのでたくさんの人に見てほしいです」と話していました。
市川さんから梅の木の手入れを任されていた造園業者によりますと、この木には毎年、白い花がたくさん咲き、今月中旬ごろまで花を楽しめるということです。

03月10日　12時23分

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