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副総理 採用抑制“この程度は前に”

3月10日 0時9分

岡田副総理は記者会見で、国家公務員の新規採用を大幅に抑制する政府の方針について、「この程度のことは前に進めなければならない」と述べ、実現に意欲を示しました。

政府は、平成25年度に新規採用する国家公務員を大幅に抑制する方針で、今後、各省庁と折衝し、今月中に、抑制する規模を決める方針なのに対し、一部の省庁からは、「業務に支障が出かねない」などとして、慎重な対応を求める声が出ています。
これについて公務員制度改革を担当する岡田副総理は記者会見で、「改革を進めようとすれば抵抗する声は出てくる。しかし、今の国の財政状況や民間企業の厳しさに比べれば、この程度のことは前に進めなければならない」と述べ、国家公務員の新規採用の大幅抑制に意欲を示しました。
また、岡田副総理は、国家公務員を志望する若者への影響について、「公務員を志望する人は、公のために働くことを目指していると思うので、今の国の状況を理解してほしい。競争は厳しくなるかもしれないが、勝ち抜いてほしい」と述べました。