感謝と御礼
あの日から一年
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まず、多くの方に感謝と御礼を申し上げます。

2011年3月11日 午後2時46分の大震災。
直後、「動物達がどうなっているのか!?」と、フードとバリケンを大量に積み込み、翌日に東北に向けて出発。

沢山の方々に助けて頂きました。

即日に「命のリレー隊」を立ち上げボランティア様を募りました。
あっと、言う間に登録は、500名を超えていました。

そして多くの方々が、動物達への物資をご提供下さいました。

物資の搬送に、トラックを出して下さった業者様。

個人の方が、救助された動物を滋賀シェルターまで搬送して下さった方。

また、救助犬・猫の受け入れに、仙台や富士宮、千葉、神奈川、東京・・・各地のドックラン・ドックカフェ・ペットホテルの経営者の方が、お力を貸して下さいました。

保護が出来ても受け入れ場所が無ければ、たちまちお手上げ状態になっていました。
受け入れOKのお返事が頂けた事で、スムーズに救済が出来ました。

一般のご家庭でも、2〜3頭のワンちゃん達の受け入れをして下さいました。

福島での中継点へは、ワンニャンのお世話に多くの方が、全国から来て下さいました。
この時期、私達は日々、原発圏内での捕獲作業に入っていた為、お一人お一人にご挨拶やお礼を言う事が出来ませんでした。

改めて心より御礼申し上げます。

皆様のお力があったからこそ、沢山の動物達の命が救えたのです。


そして・・・・
今まだ、圏内に取り残されている子達が、数多くいるのです。

年末の公益立ち入りにて、原発圏内に再び入りました。
数ヶ月で、町の様子は一変し想像を絶する物でした。

人が住まなくなった地は、背景が晴天であれ暗く寂しさしか感じられませんでした。
そんな中、帰らぬ飼い主を待っているのか、自宅?と思われる住宅の庭でひとり暮らしていた犬を見た時・・・。

あまりにも悲しすぎて、言葉が出ませんでした。
深い悲しみの眼差しでした。

私達が、遭遇は出来なかったけれど、こんな子達がまだまだ居るのでしょう。

行政も動物の保護に、今も懸命に頑張っておられます。
民間の立ち入りに、GOサインが出る事を待っています。

また、警戒区域の設定もかなり変更があるようです。
福島への動物救済チームの人員は確保できております。

GOが出れば明日にでも走れる体制をとっています。

あの日から一年。。。
めまぐるしく時が経ちました。

人には、笑顔が戻って来ました。
当時保護した動物達も今の環境に慣れ、笑顔が戻っています。
飼い主と再会する日が、必ず来ると信じています。

そして、原発収束宣言が、一日も早く来る事を願っております。

頑張れ東北!!

Posted by 2005angels
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