輸入豚肉の転売をめぐる脱税事件で、逮捕された食肉ブローカーの男らは、台湾の知人の業者から輸入したように見せかけ、後から不正に得た利益を日本に送金させていたことが分かりました。
食肉輸入業者の柴田謙司容疑者(61)と堂谷邦宏容疑者(68)は、所得税合わせて9億5000万円余りを脱税した疑いで東京地検特捜部に逮捕されました。柴田容疑者らは豚肉を輸入する際、実質的に日本の捜査が及ばない台湾の知人業者を経由させていたことが新たに分かりました。また、水増ししたうその輸入価格で買ったように見せかけ、後から水増し分を日本に送金させていました。利益は2人で分配していました。税関当局は、関税法違反の疑いもあるとみて慎重に調べを進めています。