＜ボクシング＞長谷川が公開スパー「肋骨何ともない」

　世界ボクシング評議会（ＷＢＣ）フェザー級前王者で現同級３位、長谷川穂積（真正）が９日、神戸市の所属ジムで、再起戦（来月６日、東京国際フォーラム）に向けた公開スパーリングを行った。

　４回戦選手とフィリピン人選手を相手に計６ラウンドを行い、右ジャブ連打からの左ストレート、左ボディーストレートなどを決めて好調ぶりを示した。当初は昨年１２月に再起戦を組んでいたが、直前に長谷川が肋骨（ろっこつ）を骨折し、中止。１年ぶりの実戦に向けて「肋骨はもう何ともない。倒すのは最低条件で、お客さんが見とれる試合をする」と抱負を述べた。

　再起戦はＷＢＣスペイン語圏同級王者、フェリペ・カルロス・フェリックス（メキシコ）を相手にノンタイトル同級１０回戦を行う予定。【来住哲司】

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