出品作を眺めながら感想を述べ合うもりあげ隊員たち=豊川市諏訪のプリオで
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豊川いなり寿司(ずし)フェスタ(20日・豊川稲荷境内)に出品される市内12店の創作いなり寿司が7日、豊川市諏訪のプリオで開かれた「いなり寿司で豊川市をもりあげ隊」会議で披露された。鶏皮、エビ天、ナムル…。これまでにない食材を使い、知恵を絞った工夫の逸品が並んだ。
フェスタでは午前10時から、今年の豊川いなり寿司ナンバーワンを決める第3回食べ比べ選手権を開催。来場者が1パック300円でいなり寿司を買い求め、食べ終わった箸による投票で順位を決める。
第1回大会で優勝した「わさびいなり」は、B級ご当地グルメの祭典「B−1グランプリ」全国大会で6位に入賞。第2回優勝の「大葉天ぷらいなり」も大ヒット商品となっただけに、今年は例年以上に力の入った新作ぞろい。
(左上から)いなり結び、世界めぐり123、鰻・親子いなり、とりかわいなり、サラダいなり、純正稲荷ロール、味噌かついなり寿司、からあげいなり、あかい稲荷、卵焼きいなり、桜いなり、いなほ稲荷ずし=豊川市諏訪のプリオで
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「とりかわいなり」は名古屋名物の手羽先風に味付けした鶏皮をトッピング。にんじんナムルを載せたピリ辛韓国風の「あかい稲荷」も初登場する。
エビ天と大葉をあしらいとろける食感の「純正稲荷ロール」やキャベツ、ソーセージをカレー風味の油揚げでくるんで揚げた「世界めぐり123」、ツナサラダ巻をあげの中に入れた「サラダいなり」もある。
フェスタでは「RAP THE いなりん」などを歌って踊るステージイベントや、24体のゆるキャラが参加する大行進、ご当地グルメや特産品販売もある。(問)豊川市観光協会=電0533(89)2206
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