陶器を思わせる肌と強い目力。能年(のうねん)玲奈(18)が放つ“みずみずしさ”は、一瞬にして記憶に残る存在感を持っている。
一見、繊細な印象だが、「えへへ」と笑う18歳はほんわかした口調の天然系美少女だ。
ローティーンファッション誌「ニコラ」のモデルだった女優の新垣結衣(23)に憧れ、応募した同誌モデルオーディションで優勝。「笑顔がすごくかわいい新垣さんを見て、自分もこんな風になれたらと思って…」とハニかむが、ガッキー同様、モデルから女優の道を歩むことになった。
女優3年目の今年、早くも2本の映画に出演。今夏公開の「グッモーエビアン!」では、麻生久美子(33)、大泉洋(38)の娘役、10月公開の「カラスの親指」ではヒロインを演じる。
「カラス−」では主演の阿部寛(47)との添い寝シーンに挑戦。「最初、大物俳優の阿部さんと布団に入ると聞いて『え〜』と緊張したけど、メチャクチャ優しく接してくれて、自然になれました」と屈託なく笑うように、女優としての度胸は抜群だ。「今年はドラマや映画の主役を演じられるようにがんばりたい」と気負いなく宣言する能年に、大物の香りがした。
(紙面から)