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【サッカー】

ザックVSジーコ・イラク!! W杯最終予選は豪州とも同組

2012年3月10日 紙面から

W杯アジア最終予選の組み合わせ抽選会の結果を受け、報道陣の質問に答える日本代表のザッケローニ監督=東京都文京区のJFAハウスで

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 ザックVSジーコ−。2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会のアジア最終予選の組み合わせ抽選会が9日、マレーシア・クアラルンプールで行われ、5大会連続5度目のW杯出場を目指す日本はオーストラリア、イラク、ヨルダン、オマーンと同じB組に入った。イラクは元日本代表監督のジーコ氏(59)が率いており、ザッケローニ監督率いる日本との「因縁の対決」がブラジルロードの鍵を握りそうだ。

 相手がどこであろうと揺るがない。何度聞かれようと、自信と目的意識はぶれない。それがザック流。「ナーバスになることはない。どこが相手でも同じ。大切なのは、自分たちが良い状態で臨むことだ」。ただ、「ジーコさんとやれるようになってうれしい」と日本サッカー協会・小倉会長が大喜びするように、日本との関係が深いジーコが相手となれば国内は沸騰必至だ。

 「日本代表監督だったのは知っているし、ジーコさんが日本のサッカー文化にいまさらサプライズを受けることはないだろう」。そう言ってさらりと受け流したが、指揮官は問わず語りでこう続けた。

 「ブラジル国内でも日本のサッカーはよく見られていると思うので、ジーコさんが持っている日本の情報は、私が持っているイラクの情報よりも多いと思う」

 もっとも、ジーコが日本に築いた情報網はいまも健在。日本を「丸裸」にするのは容易だろう。今年9月11日のホーム戦は、ジーコが日本代表監督時代に7勝2分けの不敗を誇った埼玉での決戦。来年6月のアウェーでは、政情不安のイラク国内で開催される可能性もあり、W杯への大きな「関門」になることは間違いない。

 それは、豪州もしかりだ。FIFAランキング20位のアジア最強チームを率いるのは、浦和の監督を2度も務めたドイツ人ホルガー・オジェックだ。ケネディ(名古屋)、アレックス(清水)ら主力がJリーグでプレー。ザック監督は「フィジカルとテクニックが融合。アタック陣に実力のある選手が多い」と警戒を強め、昨年1月のアジア杯で辛くも引き分けたヨルダン、「アジア杯に出ていないので情報を持っていない」(ザック監督)というオマーンも不気味。オマーンとイラクを直接視察する可能性もあるという。

 「最後の期末試験の前日のような心境。6月の3連戦に向けて、良い準備を進めるだけ」とザック監督。因縁の相手をたたいて、ブラジルへの道を突き進む。 (松岡祐司)

 

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