ダルビッシュ　米報道に困惑　初登板後の発言で波紋

　【サプライズ（米アリゾナ州）大城和美】レンジャーズのダルビッシュ有投手（２５）が８日、前日のオープン戦初登板後に残した発言が米メディアに批判的に取り上げられたことに困惑した。

　パドレスのベナブルに中堅フェンス直撃の二塁打を打たれたことについて「そんなに捉えられた感じはしなかった」と登板後にコメントしたが、それを伝え聞いたベナブルは「もう少し謙虚さが欲しいな」と反応し、波紋を広げた。

　ダルビッシュは自身のツイッターで「『球は捉えていないと思ったけど、思ったより飛んだ。パワーはありますね』という意味」と弁明。芯でなくても打球が飛ぶメジャー打者のパワーを表現したかったとみられる。「本人も嫌な思いをしていたら嫌なので、誰か伝えてもらえるとうれしい」とした。

　この日は軽めの調整。キャッチボール、バント練習など１時間ほど体を動かした。