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2012年3月9日(金) 19:14 |
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病院の書類に火を付けた男に判決
昨年、岡山労災病院の書類置き場の書類に火をつけ、病院内が混乱している間に金庫から現金を盗んだ罪に問われている男の裁判です。 岡山地裁は男に対し、執行猶予付きの判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、岡山市中区の元病院職員・松田光司被告(55歳)です。 判決文によりますと、松田被告は去年11月、岡山労災病院で書類置き場に置かれていた書類に火をつけ、病院内が混乱している間に金庫から現金44万円を盗んだ、窃盗と器物損壊の罪に問われています。 9日の判決で、岡山地裁の寺本真依子裁判官は「病院の書類が多数失われ、建物の復旧に多大な費用がかかった」、「入院患者もいる病院で行われたことは強い非難に値する」としながらも、「被告の派遣元会社が病院に弁償しており、被告も反省している」などとして、懲役2年6か月の求刑に対し、懲役2年6か月執行猶予5年の判決を言い渡しました。
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