ニュースボックス
文字サイズ変更

1958(昭和33)年3月9日 関門国道トンネル開通

関門国道トンネルの開通式=北九州市の門司出口で1958年3月9日
関門国道トンネルの開通式=北九州市の門司出口で1958年3月9日

 山口県下関市と北九州市を結ぶ海底トンネルが開通した。国道2号の「関門国道トンネル」で、車道と人道の2層構造。総延長3461メートル、海底部分は780メートル。晴れ渡った青空に花火がとどろき、日本道路公団の岸道三総裁ら約5400人が式典に参列。オープンカーなどに分乗して渡り初めをした。開通に伴い、門司─東京間のスクーターによる耐久レースが開かれた。早鞆ノ瀬戸(はやとものせと)の海底を通るこのトンネルは1937年に着工したが、第二次世界大戦で中断。延べ380万人、80億円をかけ21年がかりで完成した。山陽線の関門鉄道トンネルは44年に全線開通。新幹線用の新関門トンネルは74年に完成した。

2010年3月9日

ニュースボックス アーカイブ一覧

PR情報

スポンサーサイト検索

 

おすすめ情報

注目ブランド

毎日jp共同企画

特集企画

東海大学:東日本大震災から1年。地震はいつ来るのか。

難しいといわれる地震予知に挑む、

地震予知研究センター長、長尾教授に聞く。

知ってほしい 岩手・宮城のガレキのいま ~1日も早い復興を目指して~ 写真展

岩手県・宮城県に残る災害廃棄物の現状とそこで暮らす人々のいまを伝える写真展を開催中。