中日新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

漂流がれき154万トン 環境省推計

2012年3月9日 21時28分

 環境省は9日、東日本大震災による津波で岩手、宮城、福島の3県から海に流されたがれきが計480万2千トンに上り、約3割に当たる153万6千トンが漂流ごみになったとの推計結果を発表した。残りの326万6千トンは沿岸付近の海底に沈んだとみている。

 3県の震災がれきの発生量は計2252万8千トンで、このうち約2割が海に流された計算だ。環境省は「港湾や沿岸部の漁場などに堆積したがれきは、すでにほぼ撤去された」と説明。一方、漂流ごみや外洋で沈んだがれきは「実態がよく分からない」としている。

 同省は、漂流ごみの流れる経路予測などについて、京都大などと調査中。

(共同)
 

この記事を印刷する

PR情報



おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ