• The Wall Street Journal

だれが言ったか記憶にない=原発事故当日の「炉心溶融」―枝野経産相

  • 印刷
  • 文字サイズ

 枝野幸男経済産業相は9日、東京電力福島第1原発事故をめぐる原子力災害対策本部の議事概要公表を受け、省内で記者団の取材に応じた。事故発生当日の昨年3月11日に開かれた同本部の第1回会合で、炉心溶融(メルトダウン)に至る可能性が指摘されていたことについて、当時は官房長官だった枝野経産相は、だれがその点に言及したのか「自分かどうかも含めて、全く記憶がない」と述べた。

 その上で、炉心溶融の可能性に記者会見で言及するのが3月13日まで遅れたことには「いろんなご評価はあるだろう。甘んじて受けたい」と述べ、批判されてもやむを得ないとの認識を示した。 

[時事通信社]

Copyright @ 2009 Wall Street Journal Japan KK. All Rights Reserved

本サービスが提供する記事及びその他保護可能な知的財産(以下、「本コンテンツ」とする)は、弊社もしくはニュース提供会社の財産であり、著作権及びその他の知的財産法で保護されています。 個人利用の目的で、本サービスから入手した記事、もしくは記事の一部を電子媒体以外方法でコピーして数名に無料で配布することは構いませんが、本サービスと同じ形式で著作権及びその他の知的財産権に関する表示を記載すること、出典・典拠及び「ウォール・ストリート・ジャーナル日本版が使用することを許諾します」もしくは「バロンズ・オンラインが使用することを許諾します」という表現を適宜含めなければなりません。

 

  • 印刷
  •  
  •  

類似記事(自動抽出)

こんな記事もおすすめです