こんちわ、TUYOでございます。

まずは、非常に簡単な自己紹介をすると、、、
  もともとDTM(サウンド編集とか)でPCを触るきっかけになり、
  WebデザイナーとしてIT業界に入り、Webシステム屋で食いつないでいる。
ってな経歴で、デザイン絡みのWebシステムとかFlashアプリとかが得意ですね。
 

さてさて、本題に入ります。
デザインとかシステムとか節操なく首を突っ込む者だからこそ感じる
『 システム開発者が考える誤ったWebデザイン 』 なんぞ書いてみます。

システム開発者でデザインは超苦手・・・って方は非常に多いと思います。(弊社にも多い。。。)
  「デザインには感性(センス)が必要で、それを持ち合わせない自分はデザインが苦手であるのだ! デザイナーに任せておけば万事問題ないのである!!」
てなとこでしょうか。
少なからず、誤解が招く苦手意識というものがあると思いますよ。

Webデザインには、センス(感性)が必要ない!

デザインには、アーティスティックな感性が必要だ!
と思われる方が多いと思います。
確かに、展覧会に出展するようなアートには必要ですが、Webデザインというものはそれとは全く別物です。
Webデザインに必要な能力は、システム開発と同じく『 理論 』 と 『 経験 』 と考えています。
神が降りてくる必要性は全く必要ありません。
あえてセンスというなら、理論と経験を活かすセンスですかね。

デザインとは、素敵な色をつけることではない!

次によくある誤解なのですが、色を付ける事がデザインではありません。
Webデザインにとって一番重要な使命は、『 情報をWebに相応しい状態に整理する 』 です。
その中の手段の1つとして色を付けるわけです。
内容の重要度にあわせて文字の大きさや太さを変えたり、文章のまとまりが分かりやすいようブロックに分けたり、、、という作業ですね。

システム開発者も、情報を整理してDBを設計したり、効果的なクラス設計したり、、、
よく練られたシステム設計思想はシステムデザインと言いますよね。
やってる事はデザイナーと同じだと思いませんか?

「可読性の高い美しいプログラムのソースコード」なんてのは、
文書構造の整理の何物でもありませんしね。

他にもWebデザインに必要な事柄はいくつもあるのですが、
優れたシステム開発者はWebデザインに必要な素質をもっていると考えています。
つまり、少しベクトルを変えてやるだけで、デザインを理解したシステムが構築できるわけです。
今日のWeb業界では、デザインとシステムの両クオリティーを求められる傾向にあります。
だからこそ、デザイナーとシステム開発者は歩み寄り、さらに高いレベルに進んで行かなければならないと考えるのです。

P.S.
  今回はうんちく言いましたが、次回はサウンドの技術話にしようかな。。。

 

 
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