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5つ星のうち 5.0
早く欲しい!, 2012/3/5
ブルーレイはまだ出ていませんが、映画館でのレビューを書きます。
皆さんの購入の判断の一つになればいいなと思います。
<映画のストーリー>(結末の記載を含むものもありますが。。)
医大に通う2年生・コータこと田中甲太(向井理さん)は郵便局に行った時に手にした一つのパンフレットからストーリーがなじまります。
「あなたの150万の寄付でカンボジアに屋根のある小学校が建ちます」
それまで合コンとかしかしていなかったコータの頭の中で何かが弾けたのか、「カンボジアに小学校を建てよう」と知り合い全員にメールを送信。ところがコータのもとに集まったのはたったの3人。いつもの仲間の芝山(柄本佑さん)と矢野(窪田正孝さん)、そして合コンで知り合った本田(松坂桃李さん)でした。
そこでメンバーは“そらまめプロジェクト”を立ち上げ、チャリティーイベントを開催して、人集めのためにナンパをしてみたり、ビラを配ったり色々な取り組みを始めます。
本田(松坂桃李さん)のおかげで一回目のイベントはなんとか成功するんですが、カンボジアという国のことさえ知らないメンバー達はスタディツアーと称してカンボジアへと飛びました。
ただ、到着したのは良いものの、そこは東南アジアの最貧国です。
・地雷の眠る村で生活する人達
・HIV感染者の現実
・学校に行けない子供達・・など
想像もできないような現実を目の当たりにして自分達の小ささを実感して日本に帰国すると、イベントに協力してくれていた社長が逮捕されたりでサークルの評判はガタ落ち。
せっかく集まった、メンバーも遂には仲間割れ。しかも大学の単位もギリギリアウト。
「本当は何がやりたかったのだろう」と絶望する中、カンボジアの子供達の笑顔を思い出します。
カンボジアの子供達の笑顔はコータをどこへ導いていくのか。
そしてコータは子どもたちのために小学校を建てることができるのか!?
こんな感じです!
人間は皆、出来る事なら誰かを救いたいと思っているとは思います。
ただ、人ひとりの力で出来る事なんか限られています。
それでも、出来る事を実行した人間の苦労や葛藤、そして、国境なんて関係ない人と人との心の繋がりに感動してくれると思います!
向井理さんも松坂桃李さんも好きな私ですが、俳優さんよりもこの映画の物語に入り込んでしまうと思います!