抗議相次ぎ集会中止 講演「セシウムさいた」で「国際女性デー埼玉集会」(10日、さいたま市)のチラシで、「さいたさいたセシウムがさいた」との講演タイトルに抗議が寄せられた問題で、実行委員会は9日、「抗議が相次ぎ、講演者や参加者らに迷惑をかける事態が懸念される」として、集会を中止すると発表した。 実行委によると6日ごろから、事務局の埼玉県教職員組合に電話やファクスで約40件の抗議が相次いだ。中には危害を加えることを示唆する内容もあった。 タイトルは、講演者で米国出身の詩人アーサー・ビナード氏が「本来なら花が咲き喜ばしい春の訪れを台無しにした原発事故の大変な状況を伝えたい」と提案した。 【共同通信】
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