日立製作所は9日、ハードディスク駆動装置(HDD)事業の米大手のウエスタン・デジタル(WD)への売却が完了したと発表した。売却額は48億ドル(3880億円)と、昨年3月の合意時点から約390億円の上乗せとなった。日立はHDDのように市況変動の激しい事業を切り離す方針で、成長分野に位置付ける社会インフラ事業に注力する。
売却するHDD事業の日立グローバルストレージテクノロジーズ(GST)の業績が好調なことなどを考慮し現金を4億ドル上乗せしたほか、株式で支払われる2500万株のWD株が上昇したため。
日立は2012年3月期の連結決算に1910億円の売却益を計上する予定。WDは日立GSTの買収によって、世界首位に返り咲く。
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