松山市の市立中学校の男性教諭(51)が昨年12月から今年1月にかけ3回、教え子の女子生徒の体を乗用車内で触るなどのわいせつ行為をした上、被害生徒の30代の母親に「子どもの進路相談」などと称して校外で面会を求めて交際を迫り、不適切な関係になっていたことが6日、愛媛新聞社の調べで分かった。校長は取材に対し事実関係を認めているが、市教育委員会に十分な報告をしていなかった。生徒は2月中旬に警察署へ電話で相談している。
学校側は事実を公表しないまま教諭を依願退職させる方針だったとしており、市教委学校教育課は「教諭が体調不良で休んでいるのは把握しているが、それ以外は何の報告も受けていない。事実関係を確認したい」としている。