政治手ぐすね参院自民、「一人一殺」戦法で閣僚を根こそぎなぎ倒し+(2/2ページ)(2012.3.8 22:41

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手ぐすね参院自民、「一人一殺」戦法で閣僚を根こそぎなぎ倒し

2012.3.8 22:41 (2/2ページ)

 攻撃はこれで終わらない。在日韓国人からの違法献金問題で菅直人前首相や前原誠司元外相を追い込んだ西田昌司氏や、山岡賢次元消費者問題担当相のマルチ商法業界との関係を暴いた森雅子氏らが新たな「爆弾」を仕込んで待機する。

 名づけて「鉄砲三段撃ち」作戦。長篠の合戦で武田勢を滅亡に追い込んだ織田信長にあやかり、第2、第3陣-と間断なく攻撃を続ける方針だという。

 そして最後の狙いはもちろん敵将だ。参院自民党は24年度予算案が自然成立する4月6日前後で首相の問責決議案提出を視野に入れる。問責決議案が可決されれば、その後参院は一切審議に応じない。そうなれば消費税増税関連法案の成立は望むべくもなく首相は内閣総辞職か、衆院解散を選ぶしかないと踏む。

 参院自民党は衆院に芽生えつつある「話し合い路線」に耳を貸す気はないようだ。ある参院自民党幹部は不敵な笑みを浮かべた。

 「首相が解散に踏み切ればKO勝ちだ。直ちに解散しなくとも民主党で野田降ろしに火がつくはず。そうなればTKO勝ちだ…」

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