高校入試、昨年の問題で実施…呼び戻して再試験
読売新聞 3月8日(木)22時2分配信
愛媛県教委は8日、県立今治北高校大三島分校(今治市)で同日行われた入学試験の社会科で、誤って昨年の問題を配布した、と発表した。
同分校が誤りに気づいたのは試験が終わり、受験生が帰宅した後。11人を呼び戻して、改めて今年の問題で試験を行ったが、「公平性が担保できない」として、社会科を合否判定から外すとしている。
県教委などによると、入試の1日目で、国語、作文、理科、社会の順に試験があった。問題と解答用紙は校長室の金庫で保管してあり、社会科について、男性教諭が同じ金庫内にあった昨年分を今年用と勘違いして取り出したという。
問題冊子の表紙には昨年の問題であることを示す「平成23年度」の記載があったが、試験監督の教諭も受験生も試験終了まで気づかず、解答用紙の氏名などを確認作業中に間違いがわかった。受験生には在籍中学を通じて連絡し、約1時間後に再試験を実施した。
県教委は各高校に対し、解答済みの答案を1年間保存するよう指導。同分校では、未使用の問題と解答用紙も保管していた。今年の問題用紙はナイロン袋で密封されていたが、金庫から取り出した教諭は「密封されていることを忘れていた」と話しているという。
同分校の定員は40人。推薦入試ですでに6人が合格している。
同分校が誤りに気づいたのは試験が終わり、受験生が帰宅した後。11人を呼び戻して、改めて今年の問題で試験を行ったが、「公平性が担保できない」として、社会科を合否判定から外すとしている。
県教委などによると、入試の1日目で、国語、作文、理科、社会の順に試験があった。問題と解答用紙は校長室の金庫で保管してあり、社会科について、男性教諭が同じ金庫内にあった昨年分を今年用と勘違いして取り出したという。
問題冊子の表紙には昨年の問題であることを示す「平成23年度」の記載があったが、試験監督の教諭も受験生も試験終了まで気づかず、解答用紙の氏名などを確認作業中に間違いがわかった。受験生には在籍中学を通じて連絡し、約1時間後に再試験を実施した。
県教委は各高校に対し、解答済みの答案を1年間保存するよう指導。同分校では、未使用の問題と解答用紙も保管していた。今年の問題用紙はナイロン袋で密封されていたが、金庫から取り出した教諭は「密封されていることを忘れていた」と話しているという。
同分校の定員は40人。推薦入試ですでに6人が合格している。
最終更新:3月8日(木)22時20分
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