終戦時に総理大臣だった鈴木貫太郎氏の記念館(千葉県野田市)で遺品が盗まれた事件で、埼玉県警が別の窃盗事件で逮捕した同県川越市新富町1、無職、福原健次被告(63)=窃盗罪で起訴=が関与を認める供述をしていることが8日、県警への取材で分かった。
事件は昨年9月2日未明に発生。鈴木元首相愛用の硯(すずり)箱(時価約100万円相当)とシガレットケース、銀製のウサギの置物の3点が盗まれた。同被告は「足が付くと思い捨てた」と供述しているという。
福原被告は08年12月に群馬県の民家で現金約150万円を盗んだとして逮捕された。他の3人の男とともに07年12月~昨年10月、東京、埼玉、千葉など1都7県で民家や蔵に侵入し、現金や掛け軸、絵画など計約3億5000万円相当を盗んだことを認めているという。【飼手勇介、田口雅士】
毎日新聞 2012年3月8日 13時09分