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元首相の愛用品盗難 関与を供述

3月8日 10時49分

元首相の愛用品盗難 関与を供述
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去年9月、終戦時の総理大臣、鈴木貫太郎の千葉県内の記念館から愛用品が盗まれた事件で、警察によりますと、別の窃盗事件で起訴された埼玉県の男が事件への関与を認める内容の供述をしていることで、警察が裏付け捜査を進めています。

この事件は、去年9月、千葉県野田市にある鈴木貫太郎記念館でショーケースが割られ、鈴木貫太郎が愛用していた、すずり箱や銀製のたばこ入れなどが盗まれたものです。
その後、埼玉県内で空き巣をした罪で起訴された埼玉県川越市の無職の63歳の男が、この事件への関与を認める内容の供述をしていることが警察への取材で分かりました。
男は仲間3人とともに、去年10月までの4年間に、東京や千葉など1都7県で住宅や土蔵などおよそ280か所に侵入し、現金や骨とう品など3億5000万円分を盗んだことを認めているということです。
調べに対し、男は、「骨とう品は高く売れると思った」などと供述しているということで、警察は裏付け捜査を進めることにしています。