介護士ボクサー・大沢、東洋太平洋王座Ｖ２戦へ気合

　堺東ミツキボクシングジムは７日、東洋太平洋フェザー級王者の大沢宏晋（２６）＝大星＝が、２度目の防衛戦を４月３０日に大阪・堺市民会館で東洋フェザー級７位、ＷＢＯアジアンパシフィック同級暫定王者のロバート・コパ・パルエ（２７）＝インドネシア＝と行うと発表した。

　今回は王者と挑戦者が２団体のベルトを懸けて戦う。大沢は「相手も１つの団体を背負うチャンピオン。お互いにいいモチベーションで試合ができれば」と意気込んだ。

　王座に就いてからも、大沢は介護士の仕事を続けている。介護ヘルパー２級など３種類の資格を取得して４年がたつ。「入浴補助や食事をつくったり、『チャンピオン、買い物に行ってきて』とも言われる」。リング上だけでなく、要介護者にとっても頼れる王者だ。

【関連記事】
大沢宏晋が世界ランキング入り濃厚
元Ｋ−１戦士京太郎、ベルナルドに捧ぐプロ初ＫＯ星
荒川、三垣との対決制し初防衛！
宮崎“世界前哨戦”物足りないＫＯ勝ち
インドネシア 、 介護ヘルパー 、 フェザー級 を調べる