NHK北九州のニュース　北九州放送局

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偽ブランド押収が過去最多

門司税関が去年１年間にブランドの偽造品の輸入を差し止めた件数は統計を取り始めてから最多となり、押収した商品もスマートフォンのアクセサリーなど価格の低いものが増加していることがわかりました。
門司税関のまとめによりますと、管轄する福岡、佐賀、大分、宮崎、山口の各県で去年１年間に偽ブランド品の輸入を差し止めた件数は２２４６件で、おととしより１５７件増加し、統計を取り始めてから最も多くなりました。
押収した商品も４万４０００点余りとなり、おととしより５２％増加しました。
押収品は、高級ブランドのバッグや時計などの偽造品よりも、大きく売り上げが伸びているスマートフォンのアクセサリーや医薬品など、１点あたりの価格が低いものが増加しているということです。輸入元の国別に見ますと、中国からの差し止めの件数が２０８５件と前の年より５％余り増加し、全体のおよそ９３％を占め、そのほとんどが国際郵便で送られてきたもので、インターネットの通信販売などを利用した偽造品の輸入が増えているということです。
税関は、各国の税関とも連携しながら、偽ブランド品の摘発を強化していくとともに、水際での取り締まりを強めています。

03月07日　20時29分

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