東日本大震災からの復興などをテーマにした「子ども国会」がことし7月に開かれるのを前に、子どもたちが避難する際の様子や、不十分な環境のなかで懸命に授業を受ける姿などを写した写真が国会内に展示され、8日、国会議員が見学しました。
参議院は、ことし7月29日と30日の2日間、「東日本大震災からの復興と私たちの未来」をテーマに、全国の小学5年生と6年生を対象とした「子ども国会」を開くことにしています。
この「子ども国会」を周知しようと、8日から国会内に被災した岩手・宮城・福島の3県などで撮影された写真60点が展示され、参議院の平田議長をはじめ国会議員らが見学しました。
展示された写真では、間近に迫った津波を避けるために子どもたちが高台へと避難している様子や、中学校の体育館に仕切りを作り一生懸命に授業を受けている姿などが紹介されています。
「子ども国会」への参加者は、小学校などを通じてことし5月7日から25日までの間、各都道府県で募集を受け付けることにしています。
[関連リンク] |
|