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“希望の灯り”東北の被災地へ

3月8日 16時54分

“希望の灯り”東北の被災地へ

阪神・淡路大震災からの復興を願うシンボルとして、神戸市の公園でともされているガス灯「希望の灯り」を東日本大震災の追悼行事に送るため、8日、火を分ける作業が行われました。

神戸市中央区の公園、東遊園地にある「1.17希望の灯り」は、阪神・淡路大震災で亡くなった人たちの追悼と復興への願いを込めてともされているガス灯です。
この「希望の灯り」が東日本大震災から1年となる11日、宮城県名取市の閖上中学校で行われる追悼行事でともされます。
8日は、阪神・淡路大震災の遺族ら8人が集まって、ランタンに火を分ける作業を行いました。
分けられた火は、追悼行事の会場で「絆」の形に並べた竹の灯籠にともされることになっています。
現地に火を運ぶ山川泰宏さんは「このあかりが人々の希望になるとよいと思います」と話していました。