震災からまもなく1年になるのを前に、岩手県大槌町の仮設住宅で亡くなった人たちを悼むための灯籠作りが行われました。灯籠は、11日に仮設住宅の玄関などでともして、亡くなった人たちを悼んでもらうということです。
灯籠作りは、大槌町の社会福祉協議会が呼びかけて町内の仮設住宅で行っているもので、8日は吉里吉里地区の仮設住宅の集会所でお年寄りら10人ほどが参加しました。
灯籠の材料は表面を剥がした牛乳パックで、開いて平らにしてから、型紙を当てて下絵を書き穴を開けたあと、赤や黄などの色を塗って飾りつけをしました。
参加した人たちは、スタッフから教わりながら、真剣な表情で作っていました。
灯籠は、中にろうそくを立て火をともすと色やデザインが浮かび上がりました。
灯籠は持ち帰ってもらい、11日に仮設住宅の玄関などでともして、亡くなった人たちを悼んでもらうということです。
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