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意味不明な旧皇族「排除の論理」について

2012/03/03 09:50

 

 

 昨日の産経正論欄で、政府が現在進めている「女性宮家」創設に向けた皇室典範見直しの動きに関連して、日大の百地章教授が次のように書いているのを読み、「わが意を得たり」の思いがしました。

 

《女系推進派はいろいろ口実を設けて、これらの方々(※旧皇族)をあくまで排除しようとしている。しかし、一般民間人なら誰でも良いが、皇統に繋がる由緒正しき方々が皇族となられることは認めないなどといった主張がいかに異常か、なぜ気が付かないのだろうか。》

 

 連合国軍総司令部(GHQ)が皇室弱体化の意図を持って戦後、11宮家を皇籍離脱させたのは明白です。これら旧皇族の方々の復帰については、天皇陛下のお考えもあろうし、旧皇族自身の事情もあるでしょうから、ここで結論めいたことを言うつもりはありませんが、私にはずっと不思議だったことがあります。

 

 それは、小泉内閣の皇室典範有識者会議の議論もそうでしたが、現在の野田内閣でも、政府(官僚)側がどうしてこんな「屁理屈」を弄してまで旧皇族の復帰を否定しようとするかについてです。たとえば、1日付の読売新聞は旧皇族復帰についてこう書いています。

 

 《政府は「(現在の旧皇族は)一般人として生まれており、多くの国民の理解が得られない」として否定的だ。》

 

 そうなのですよね。これは小泉内閣のときから同じ見解ですが、これを現在の政府高官もたびたび口にしています。でも、一体何の根拠があるのか不明なのです。だって政府(官僚)は、新設する女性宮家の配偶者も皇族とする案を胸にあたためているわけです。純然たる民間人は皇族になれるが、旧皇族は世間が許さないという理屈にならない理屈は、どこから出てくるのか。

 

 私も百地氏と同様、この主張の異常さについて、16日付の産経紙面でこう書きました。

 

《また、政府は、戦後皇籍離脱した旧皇族の復帰については「現天皇陛下との共通の祖先は約600年前までさかのぼる」とする17年の報告書を踏まえ、検討対象から外した。

 女性宮家の配偶者となる民間男性が皇族となるのに旧皇族は無理とするのは不合理ではないか。しかも旧皇族のうち竹田、北白川、朝香、東久邇の4宮家には明治天皇の皇女が嫁ぎ、東久邇宮家には昭和天皇の皇女も嫁いでいる。母方の系統とはいえ血縁は近い。》

 

 この点については、229日に首相官邸で行われた有識者ヒアリングで、かつて「僕は、今まで(皇位継承権を)男系の男性に限ってきた一番大きな理由は、女性蔑視だと思いますよ」と語っていた(平成17年の週刊現代での対談)、あのジャーナリストの田原総一朗氏ですら、こう述べています。

 

 《GHQがこの旧宮家を廃止したわけでして、むしろこれはGHQの思惑でございまして、日本の国民の思惑ではない。だから、私は旧宮家の復活に反対ではありません》

 

 ……さすがに最近は、野田佳彦首相もこのままではおかしくなると考えたのか、国会で検討内容に旧皇族の復帰も含めることを表明したのは、以前のエントリで紹介した通りです。まだまだ予断は許しませんが。

 

しかしまあ、今回のテーマに限らず、政府の事務方が用意し、政治家や関係者に吹き込む旧皇族排除の論理や女系(雑系)容認の根拠は、やたらと穴の多い粗雑なものばかりだと以前から感じています。よほど国民をバカにしているのか、相当無理をしてでもそっちに持って行きたい理由があるのか。これまた不思議でなりません。

 

 そもそも、第一回ヒアリングの対象者が、皇室問題に見識があるとは思えない田原氏という時点で、私も同僚記者たちも「???」と首をかしげざるを得ませんでしたが、これ、どういう選考基準なんでしょうね。世の中分からないことばかりです。

 

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コメント(94)

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2012/03/03 10:27

Commented by third-seaman さん

古川貞二郎ですかね。この皇室弱体化の首謀者は。
それにしても、全共闘世代(特に東大・京大出身)は、官僚にせよマスコミにせよ、ほんとサヨク思想から抜けられないみたいですね。マルクス・レーニン「詐欺」だったことは、歴史の実態から見て明らかなんですけでどね。

 
 

2012/03/03 10:41

Commented by bunkyo-ku さん

旧皇族排除の論理とは、『2600年続いている男系継承の皇室に男子民間人を混ぜて皇統を雑系にし、皇室をなし崩し的に廃絶する』という目論みです。
皇統の男系維持を断固支持します。

 
 

2012/03/03 10:54

Commented by weirdo31 さん

小泉内閣のときの皇室典範に関する有識者会議の座長が、ロボット工学の権威だったということに、この会議の性格が象徴的に表れています。

会議の結論がぼちぼち出そうになったとき、秋篠宮家に親王様が誕生されたということは、我が国の伝統に反する「改悪」は許さないという天意の現れともいうべきことでした。

占領下に皇族の身分を「剥奪」された方がたが、それぞれの宮家へ復籍されることに国民が反対しているなどということは聞いたことがありません。《政府は「(現在の旧皇族は)一般人として生まれており、多くの国民の理解が得られない」として否定的だ。》と時の政府高官がかたった(騙った)そうですが、この高官をそれこそ国会に喚問して真意をただすべきです。

 
 

2012/03/03 11:05

Commented by kawadahashi さん

阿比留さん、おはようございます。
 私も、旧宮家の方々に皇籍復帰していただくことを、第一に検討すべきだと考えています。一昨日の産経新聞の一面に、竹田恒泰氏の論文が紹介されました。「要請があれば一族として答える」旨述べられており、心強く感じました。いっぽう、産経新聞が裏付け取材したのかどうか、記事からは読み取れず、心細くも感じました。産経新聞は、月刊誌『正論』の論文を紹介することが少なくありませんが、それ自体が記事なのか広告なのか、失礼ながら判然としないところがあります。
 それはともかく、かつてジャーナリストの保阪正康氏が、最近では『週刊新潮』が、旧宮家の方々と接触しています。結果として、旧宮家の方々の消極的な意向のみが、世間に流布されていると感じます。産経新聞には、この問題の当事者でもある竹田氏の論文のみに依拠することなく、報道機関としての重大な使命を果たしていただきたいと期待するものです。

 
 

2012/03/03 11:15

Commented by sam1970 さん

話し合い解散総選挙で
民主党大敗‼濃厚
自民党に政権再交代を!

 
 

2012/03/03 13:35

Commented by toshi-thai さん

いきなり「女性宮家」創設するかどうかという議論が始まるのはいかがなものかと。
まず、どのようにして皇室を継続していくかという、その方法を議論するべきではないかと思うのです。
これでは、結論先にありき、としか思えないです。

 
 

2012/03/03 14:37

Commented by izatoru さん

> 《政府は「(現在の旧皇族は)一般人として生まれており、多くの国民の理解が得られない」として否定的だ。》

野田政権は、自己矛盾(論理矛盾)している発言だと気がつかないのでしょうか?
「一般人として生まれており、多くの国民の理解が得られない」とは、「女性皇族の夫(一般人)を皇族とするのは、国民の理解が得られない」ことになります。
多くのマスコミが女性宮家の創設を喜んでいるかのような報道には違和感があります。(産経新聞は除く)
左翼が跋扈するマスコミでは、天皇・皇族の断絶は喜ばしいことなのでしょう。

 
 

2012/03/03 14:38

Commented by haradutumi さん

旧皇族の方々に復帰願うという案がなぜ出てこなかったのか、不思議でしかたありませんでした。こちらの方を先に議論すべきですよね。

 
 

2012/03/03 14:45

Commented by nihonhanihon さん

To阿比留さん

阿比留さんご指摘の件は本当に変な理屈で、かねてより多くのブログでその矛盾についての疑問がこのイザ上でも多く書かれています。

旧皇族の方が皇籍復帰なさるにあたっては「あの人は民間人で育っているから」と否定しておきながら、民間家系のお妃が選ばれると「大変喜ばしい」と評し、そして民間から「皇配殿下」を呼んでもよい、とするのはおかしいですね。

「皇配殿下」が民間人でよいのならば、その民間人の中に旧皇族の方々も入るわけですが、それはいかんとあの手の方々はおっしゃる。

恣意的で強引な屁理屈でしかないですね。

もっとも、ご判断は天皇陛下はじめ皇族方がなさればよいことで、我々がどうこう無理強いすることは失礼にあたりますが、それにしてもあの手の方々は失礼の度を超しているとしか・・・。

 
 

2012/03/03 14:53

Commented by nihonhanihon さん

確かに、もしもあのまま宮家が存続しておれば、当代の方々は一部の方を除き多くの方が皇室のしきたりにより臣籍降下となってらっしゃるのには違いありませんが、あの皇籍離脱は天皇家によっても日本国民によっても判断されたものではなく、いわば「氷漬け」で、しかも改めて「日本」で再決定すべきもののひとつではあるので、阻害するべきではないと考えます。

 
 

2012/03/03 14:59

Commented by syoon さん

野田が男系維持を固執しながら、何故「女性宮家」創設の議論を進めようとするのか

その意図は、十分に皇室の方々は分かっているのでないのですかな

「皇統男系継承は不文律で暗黙の了解という慣習」とすらなら、
野田は皇室の方々、とりわけ未婚の皇室女性に「暗黙のプレッシャー」を、あたえようとしている。

それは、田原が「女性宮家」を選択も認めるべきとした事からも
どういう状況なれば「女性宮家」に相応しいかなど想像出来る。

まあ「皇統が継承された来た重し」を皇室が自ら放棄するならそれは仕方がない。

ところで「週刊新潮」2011年12月15日号によると
旧皇族の成人男子で現在独身でいるのは

竹田恒泰氏、竹田恒昭氏の二人だけ、また未成年の旧宮家男子子孫
賀陽家の16歳と14歳の少年東久爾家に2歳と8歳の少年
女性宮家が出来て 男系としての候補は4名となる
竹田恒昭氏はベネゼエラ生まれのアメリカ育ち 電通勤務で社内独立会社を立ち上げとても世俗的です。
竹田恒泰氏は評論家で原発反対や政治的発言も多く、皇室としての教育がなされていない。

一方独身の女性皇族は、
愛子さま、眞子さま、佳子さまの3人。これ以外の独身の女性皇族は「女王」で、三笠宮家の彬子さま(29才)、瑶子さま(28才)、高円宮家の承子さま(25才)、典子さま(23才)、絢子さま(21才)の5人の計8名

悠仁さまが即位されたころ、天皇陛下をお助けする皇族は、このままではいなくなる事を考えると何らかの事前の対策をと考えるのも頷ける。

個人的には「天皇家」の宗家はどうぞ ご勝手にやってよという立場ですけどね

 
 

2012/03/03 15:01

Commented by dpal451 さん

 阿比留様 こんにちは。

連合国軍総司令部(GHQ)が皇室弱体化の意図を持って戦後、11宮家を皇籍離脱させたのは明白です。

 これはほど明白なことと思います。日本があれほど物量に劣っていても実に強く、頑強に闘ったのは天皇という最大の求心力があったからだと分析しているはずだからです。GHQの長期戦略としての措置と見られますし、現に皇統を継ぐ資格者がついに先細りしてきたのですね。

 現在では、側室制度など考えられにくいのですから安定的な皇統の継続には男系血統を持つ旧宮家の後続復帰が最も最初に考えるべきでしょう。それに旧宮家は旧後続という誇りを持って暮らしておられると聞きます。

 天皇の歴史は125代に至るまで男系で維持されてきました。途中武烈天皇の時は後継者がおらず5代もさかのぼっての血統者を探し出し、継体天皇が即位したこともありました。奈良時代には推古天応、持統天皇など全体で5人の女性天皇がおられますが、その次の代は男系天皇につながっています。

 これほど長い皇統の歴史と伝統というのは、何よりも守るというのが基本的な国民の姿勢ではないでしょうか。またそれが日本の国柄です。政治や時代の変貌に関われず維持されてきたことは本当にすごいことです。まさしく特別の存在です。決して小手先で変更するような問題ではありませんね。

 そして天皇陛下がおられることにより、明治維新で植民地にもならず、大東亜戦争で負けても見事な武装解除とその後の復興が果たせたことも天皇陛下がおられたがこそのことでしょう。東日本大震災でも政府はボロボロでも天皇皇后陛下らの国民への暖かいお心がどれほど慰められ勇気づけられたかも分かりません。

 何百年の一度の、国と国民が本当に苦難の時こそ、天皇陛下の存在が最高に輝き出すというのが日本の歴史です。

 
 

2012/03/03 17:18

Commented by tomoe_saloon さん

天皇は男性しかなれません。
今上天皇のお子様と、皇孫に限り、女性宮家を創設できることにして、結婚して男児誕生の折には、天皇に男児がいない場合は養子にできるようにする。女性宮の配偶者は「爵位」の称号を付与するくらいで皇族に加える必要はありません。

皇太子が天皇になった場合は、黒田家に嫁いだ妹宮も、皇族となって頂くこともあり得ますが、三笠宮家のお子様方は、女性宮家の創設は必要ないでしょう。

皇太子⇒秋篠宮(次期皇太子)⇒悠仁親王には、敬宮愛子さまのように、早期に「○宮」の称号を創設して天皇教育を始めていかれることを望みます。

秋篠宮さまが天皇になられた時には、二人の姫宮は女性宮家として、お手伝いをされることが望ましいと存じます。

 
 

2012/03/03 18:39

Commented by leny さん

こんばんはぁ。

個人的には大正天皇のご誕生から昭和天皇のご誕生までの間で議論された内容について、まず広く公開して欲しいですね。端的な情報は拾えるのですが、なかなかちゃんとした議論の経過を眺められる情報がない。

出来たらご紹介頂きたいです。

 
 

2012/03/03 22:34

Commented by 033370 さん

阿比留さん、こんばんは、

民主党=社会党政権なんですから、「皇室要らない」が本音でしょう。

皇室が消滅して、大統領制になっていたとすれば、「ルーピー」「アレ」が元首になってた可能性もあったわけで、今後万が一、小沢が「元首」にでもなったら、私人間やめます。日本人やめます。

ギロチンや銃殺で、キング及びエンペラーを抹殺したフランスロシアなんかは日本の皇室を見て、後悔してるいると思うよ。

 
 

2012/03/03 22:48

Commented by 伊佐柳若人 さん

1945年10月から12月にかけてアメリカ戦略爆撃団戦意部が行ったアンケートで62%が天皇御在位を望むと回答している(5000人、軍人など除く日本人)
昭和天皇も皇室の存続を願いながら、GHQの意図を慎重に推し測られていた。GHQは十一宮家の廃止を提唱したわけではないが、ケンダイクCIE局長の意見書によりその意向が確認された。
また敗戦の責任を痛感されたとして、東久邇殿下が皇族の殊遇拝辞を表明された。などなど・・・・
戦争責任に類する感情があるから、旧宮家を差別してるのではないでしょうか。

 
 

2012/03/03 23:17

Commented by Bero さん

阿比留さん、こんばんは。

私も、lenyさんのおっしゃるところにヒジョーに興味があります。
学習のベース、そのレベルがlenyさんとは比べもんにならないほど低いですが。

 
 

2012/03/03 23:24

Commented by kaz-forest さん

阿比留様

全く同感です。

海外の人に日本の皇室の話をすると、
本当に羨ましがられます。

いわゆるパワーバランスと欺瞞によってなりたっている
現在の国際秩序が崩れた混沌期においても
もっと言えば民族防衛的になる覇権主義の時代においても

知的攻撃を許さない強固な縁(よすが)があることは
(神話以来の万世一系なため後継正統性で攻撃される隙間が無い)
極めて誇り高い事だと思うのですが・・・

海外では王室や統治者後継の正統性を攻撃する事で
内部瓦解、離間、内紛が進み滅びたり国を失った例が多数あるので
その辺の理解が深いのかもしれません。

まあ、現在の日本では
無関心、不勉強という
ある意味知的攻撃が進んでいる気もしますが・・・

私は田原氏が「有識者?」と思ってしまいます。
正直、あまりの見識の無さにビックリしました。

旧皇族の復帰と養子制度とを併用するだけで
大凡の問題は解決してしまうのに
なぜ意味不明な理屈で女系の流れを作ろうとするのか
全くもって理解できません。

さらに、世論世論と言いますが、
今の日本人で皇統の歴史等をちゃんと知っている国民が、
どれだけ居るでしょうか?

 
 

2012/03/04 02:55

Commented by tourokurad さん

阿比留さん、こんにちは
見識ある言葉で「女性宮家」創設問題を論議して頂き、
大変に感謝しております。

さて、異論は許すべきではないと申し上げておく。

syoonさん の意見は可笑しい。
竹田氏の事よりも君の論理はおかしくは無いかね。
君が頷いても、何等解決しないのは明らかである。
皇統男系継承は不文律では無い。
皇室典範第一条を読みたまえ。
憲法を遵守しなさい。


tomoe_saloonさん
「女性宮家」創設は反対である。
古来制度が無かったものを新設するのは
皇統を廃絶する事で、皇位継承権に
いらざる紛争の種を持ち込むことになる。
血族が血で血を洗う結果を生みたいのかね?

 
 

2012/03/04 05:01

Commented by matacyann さん


Y遺伝子のことを知り
男系でなくてはならないと思います。
知らない人がいるのでは、男女平等になれない訳を
教えてやってください。
差別ではなく、天命だと

 
 

2012/03/04 10:36

Commented by wk さん

阿比留様

「一代限りの宮家」という法律は、元々、旧宮家に適用されていたものです。
戦前まで、旧宮家は皇族とされていましたが、継承権はありませんでした。

皇室典範は過去の歴史や伝統を踏まえた上で、天皇との血縁の近さを重んじ、直系優先を原則としています。

継承者とならない傍系の遠い血筋の宮様方を特別に皇族とする為の法律が、一代限りの宮家という特法でした。
ただし、皇籍離脱は当事者の意志に任され、存続を希望し、代替わりすれば、改めて特法を適用するという形を取っていた。
だから、傍目には直宮家と何ら変わりなく、継続しているように見えたのです。

元々継承者にはなり得なかった旧宮家を復籍させ、継承者にするという動き。
宮内庁もさぞ困惑していることでしょう。

 
 

2012/03/04 11:06

Commented by tourokurad さん

>【金曜討論】女性宮家創設、大原康男氏 
2011.12.16 07:18 [皇室] 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111216/imp11121607240001-n1.htm

> --女性宮家の問題点は?
> 「民間出身の配偶者の地位や呼称はどうするのか。お子さまが生まれた
>場合、女系皇族ということになるが、皇位継承権はどうするのか。女系天皇
>認める、というところまで突き進むことになる」
> --女性宮家構想の背景に、未婚の女性皇族方が結婚適齢期を迎えられ
>ていることがある
> 「それは何年も前に分かっていたことでこの間、適切な提言をしてこなかった
>のは宮内庁の怠慢。反省の弁があって当然だろう」

>「昭和22年にGHQの経済的圧力によって皇籍離脱を余儀なくされた
>旧皇族の方々の子孫で適切な方に皇族の身分を取得し、宮家を設立し
>ていただけれ ば安定した皇族の確保につながる。
(抜粋引用終わり)

旧皇族の復帰に焦点が当たらない不思議さはどうにも説明が付かない。
今回、政府は旧皇族の宮家設立には一切言及していない。
「女性宮家」創設で、一番の不思議と申し上げたい。
また、「女性宮家」創設に猛進する事で、
皇統の男系の維持が論議されない不当さを感じる。

女性宮家構想では、御子様の皇位継承権の位置付けが不明である。
「女性宮家」創設に突き進む政府の立場は無責任である。

女性宮家構想を意図して皇統の男系の維持を論議として避ける意味は
政府は説明する必要がある。(小泉諮問は否定されている。)
政府の論議が田原総一朗氏 の様な「女性宮家」創設賛成派を
中心として論議される印象は拭えない。
女性宮家ヒアリングは偏向そのものである。

 
 

2012/03/04 13:18

Commented by tomoe_saloon さん

To tourokuradさん

>tomoe_saloonさん
>「女性宮家」創設は反対である。
>古来制度が無かったものを新設するのは
>皇統を廃絶する事で、皇位継承権に
>いらざる紛争の種を持ち込むことになる。
>血族が血で血を洗う結果を生みたいのかね?
>
そうですね。女性宮家となると維持にも税金が投入され大変かもしれません。
創設ではなくて、継承ならよろしいのでは。

今上天皇の弟君が、義宮⇒常陸宮家
皇太子徳仁殿下の弟君は、礼宮⇒秋篠宮家を創設されました。

秋篠宮家の眞子さまは20歳、そろそろご婚儀の話も考えられます。
明仁天皇が、まだご健在なので、文仁親王が皇太子に成られる前に
眞子さまが、結婚されて宮様でなくなることが、当面の課題なのです。

今上天皇の姉君、鷹司和子さま、池田厚子さまは、伊勢神宮の祭主としての
お役目を果たされております。皇族としての役割があるからです。
黒田清子さまにも、そのお役目が、遠からず回ってくるのでしょう。

同様に、愛子さま、眞子さま、佳子さまにもお務めが科せられます。
女性皇族の必要性は、祭祀を執り行うことにあるといえます。

 
 

2012/03/04 13:42

Commented by tourokurad さん

阿比留さん こんにちは

To wkさん の「一代限りの宮家」という法律 に関しては
良く判りません。

>元々継承者にはなり得なかった旧宮家を復籍させ、継承者に
>するという動き。
宮内庁もさぞ困惑していることでしょう。

これももう少し御説明頂きたいと存じます。



>tomoe_saloonさん

>女性宮家となると維持にも税金が投入され大変。

と言う話は一切しておりません。

>創設ではなくて、継承ならよろしいのでは。

意味が理解できないのですが。どういう事でしょうか?

>眞子さまが、結婚されて
>宮様でなくなる事が、当面の課題なのです。

これも、意味不明の事です。
何故、当面の課題なのですか?

 
 

2012/03/04 14:51

Commented by mzamatta さん

「一代限りの宮家」?
多分Wiki(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A7%E7%9A%87%E6%97%8F)あたりの記事をつまみ食いしているのでしょう。

何分長い歴史で確立されてきた皇位継承の伝統ですから、よほどの専門家で無い限り、先例、法令、歴史上の事実を踏まえた説得力ある説は打ち出せない。自称他称専門家が入り乱れて、珍説、奇説のオンパレードになるのは、止むを得ません。戦後日本人が米国の保護国に甘んじてきたツケがまわってきただけです。本来、皇位継承は皇室の家憲によるものですから、国民が口を出すべきものではない。気に入らないなら、皇室を廃絶し、共和国にするべきなのです。それが言い出せないので、あれこれ言うのでしょう。

気をつけたいのは週間誌レベルのここだけの話に惑わされず、日本人とは何か、また、歴史における皇室の位置を考え直すことではないでしょうか。

ネットの議論でもせめて有識者会議の報告書を踏まえ、なぜこれがトンデモ説なのか考える必要があると思います。少なくともこの報告書は現時点を基準としていて、日本という歴史を貫く経糸は何かは考えていないと思います。国民世論なんていったって、たかだかここ60年のことで、世論の移り気なことはルーピーやあれをみれば分かるではありませんか。

有識者会議報告書(http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kousitu/houkoku/houkoku.html)

 
 

2012/03/04 17:49

Commented by wk さん

To tourokuradさん

皇位継承においても、儀式を執り行う上でも、皇族方の上下関係を明確にし、皇族方の序列を決めておく必要があります。
男系派は天皇の血を引く男子を継承者にすべきとしていますが、天皇の血を引く男子というだけでは、皇太子殿下、三笠宮殿下、旧宮家男子、皆様同等です。
話し合いで順位を決めるのでは、混乱や揉め事の要因になる。法律で、しかも皇室の伝統に沿い、国民の納得する条件によって順位を決める。それが、旧皇室典範皇室典範の重要ポイントでもあります。

天皇の血縁者の大きな差異は天皇の直系か傍系か、血縁関係が近いか遠いかです。
皇室は天皇の子を重んじ、天皇の子といずれ天皇となる東宮の子のみ称号が許される。
皇位継承では子への継承が大半。
子は天皇にとって、直系で最も近い血縁者。
傍系よりも、直系が、遠い血筋よりも近い血筋が重んじられてきたことは間違いないでしょう。
直系優先で、最も近い血縁者を最上位とし近い順とする。
これが、皇位継承の骨格となっており、班位の条件となっています。
この条件なら、法律で順位を付けることが出来ますし、皇室の伝統に沿い、尚且つ誰しも納得できる条件でしょう。

皇室では過去、皇子が何人も臣下されています。旧宮家より近い血筋の方々が存在する為、その方々を抜いて継承者とした場合、最も近い血縁者という条件には適合しません。




 
 

2012/03/04 17:52

Commented by 一閑 さん

阿比留記者

> 相当無理をしてでもそっちに持って行きたい理由...

敗戦-占領時、当時の国家指導層が固守しようとした"国體"というものの本質が、民族主義に根ざした(立憲)君主制であるからこそ、憲法に「日本国民統合の象徴」と天皇に関して記載されている...

これは飽くまで私的所感なのですが、共和制-それもプロレタリア党独裁型-を至高の物として祭り上げてる連中が政学官界に多い事から、そちら方面で発達して来たフェミニズムを民族の伝統の中で振り翳してそれを破壊する手法を遂に皇位継承に迄持ち込んで来たのが「有識者会議」ではないかと。

mzamatta さん御提示の「この報告書は現時点を基準として」は全くその通りだと考えます。 何より同報告書にて皇室祭祀に関しての考察が認められない点で余りに「結論ありき」の会議ではなかったかと。 実際、悠仁親王誕生でその結論の意味が薄くなったら暫く放置されたわけですからね...♪

 
 

2012/03/04 21:43

Commented by tourokurad さん

To wkさん
思い出したような項目では
何とも理解できません。
もっと詳しく御説明いただけますか?

中身は皇室典範第二条の説明と見えますが、
同第十一條 に皇族の身分を離れる。規定がある。

皇室典範改定は、制定当時、日本を占領していたGHQの強い意向
によるものである。 日本国憲法施行の日(昭和22年5月3日)に
施行されたが、これと同時に、明治22年裁定の「皇室典範」並び
に明治40年及び大正7年の「皇室典範増補」は廃止された
(昭和22年5月1日「皇室典範」)。また、皇室令の法形式も廃止
されている(昭和22年皇室令第12号)。
http://ja.wikisource.org/wiki/皇室典範

GHQの強い意向も御存知でしたら
御説明いただけませんでしょうか?



 
 

2012/03/04 22:11

Commented by tourokurad さん

阿比留瑠比さん こんにちは


先ほどのwkさん への質問に関わらず、
野田首相とその一味が皇位継承者の確保に
「女性宮家」創設しか論議しない偏向した状況を
説明しない難点を理解する事は出来ない。

つまり、「女性宮家」を論じる事による利益は
皇位継承権者の確保ではなく、事の正否に関与しない
目的を不遜にも達成しようとしている様である。

私のブログでも、大原康男氏 の議論を紹介している。
>皇位継承権はどうするのか。
身分的取り扱いはどうなるのかの疑問に
田原総一郎(電波芸者)は応えられないのではないのか。
ジェンダー問題では皇統は解決できない。

11宮家の復帰に対する条件の論議をしない
不都合は問題の所在を覆い隠す。
何のためのヒアリングなのか、
知っている人は説明するべきである。

 
 

2012/03/05 00:58

Commented by wk さん

To mzamattaさん
皇室は律令時代、子の継承と言及されています。男子の継承ではなく、子の継承です。
しかし、男性優位社会では、
・夫が妻よりも上位
・子の身分は父親の身分によって決まる
という不文律がありました。
母が皇族であっても、父が貴族や武家では子が皇族と認められないのです。
これでは、女系で皇統を繋げることは不可能ですし、女系天皇が出現する筈がありません。

江戸時代、皇室では東宮以外の皇子は全て仏門に入る慣習がありました。東宮同様、天皇の皇子なら継承者とする充分な資格がある。東宮を排除したい勢力に利用される可能性があることから、皇位継承を政争の具とされない為であった・・・と考えられています。
しかし、東宮以外の皇子が皆仏門に入れば、東宮が早世された、東宮に男子が誕生しないという場合、跡継ぎがいなくなる。還俗された天皇がいらっしゃるのも、そういう危機的状況があったからです。伏見宮家を始めとする宮家は天皇から何世も経ていて、東宮と継承を争う存在にはなりませんでした。その血筋の遠さが万が一の為に天皇の血筋を残す上で都合が良かったのです。
日本が法治国家となり、法律で継承順位を決められるようになったことで、継承争いを避ける為の方策は必要なくなりました。
男系派は都合の良い部分だけつまんで、過去の歴史や伝統と言っているのではありませんか。

 
 

2012/03/05 05:55

Commented by tourokurad さん

阿比留さん こんにちは

To wk さん 有意義な話を有難う。

律令時代から、今日まで男性優位社会で
あったと言う結論付けには賛成できない。
江戸時代、後家 と言う言葉がある。
どういう意味でしょうか?


日本が法治国家となり、法律で継承順位を
決められるようになった
律令って、何なのですか?

継承争いを避ける為の方策は必要なくなりました。
-----そうですかね。ふうーん。


男系派は都合の良い部分だけつまんで、
過去の歴史や伝統と言っているのではありませんか。

そうでしょうね。誰も否定しませんよ。
肯定も。

 
 

2012/03/05 06:28

Commented by tourokurad さん

阿比留さん こんにちは

>To wkさん

現代に生きる我々は日本国憲法に根拠を委ねている。

昭和43年4月3日衆議院内閣委員会田中龍夫総理府総務長官
憲法第二条について、
>皇位の世襲の問題につきましては、皇胤をたっとび
>男系の男子が皇位を継がれるのがわが国の伝統の考え方
>であろう、
と、答弁している。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kousitu/dai5/5siryou3.pdf

日本国民は政府答弁が変更されない限り、
それを、否定する政府機関自体が存在しない。
個人の見解が如何様にあっても、公式見解は答弁の範疇に或る。

 
 

2012/03/05 08:52

Commented by murasame さん

自然に考えれば女性宮家の創設より、GHQに外された旧宮家の復活のほうが先だと思います。どうしてこんな不自然なことをするのか。

女性宮家の創設は、結局のところ、女系天皇を作り、さらに、皇室の廃止につながると思います。

おそらくは中国の意向でしょう。

中国チベット仏教に対して行っているのをみれば、どうなるかはわかります。

そのうちに、中国が天皇を指定するでしょう。もちろんゆくゆくは廃止です。

 
 

2012/03/05 10:41

Commented by 阿比留瑠比 さん

wk様
 >「一代限りの宮家」という法律は、元々、旧宮家に適用されていたものです。戦前まで、旧宮家は皇族とされていましたが、継承権はありませんでした。……これはおそらく、大正九年に制定された臣籍降下の「内規」(皇族の降下に関する施行準則)のことを言っておられるのだろうと思いますが、百地氏によると①この内規は宮家が十分に充実していて、宮家が際限なく増えることは財政上の負担を増大させるとして範囲を限定する際の基準として制定されたが、現在はそんな状況にない②内規は現皇室典範施行前に失効しており、昭和22年に臣籍降下の対象となった方々に内規が適用されたわけではない--などから、問題にならないとのことです。

 
 

2012/03/05 10:50

Commented by 伊佐柳若人 さん

旧宮家排除の方の主な意見は、一度皇籍を離れた皇族が天皇になることは、宇多・醍醐天皇の例以外、近代の典範では禁止している。
伏見宮系の皇族は皇籍離脱が無くても、内規上臣籍降下せざるを得ない。
室町時代の末裔皇族が天皇なることは国民は望んでいない。
男女を問わず、現皇室の方々が皇位を御継がれる方が安定した、皇位継承を確保出来る。というものですね。
それと、戦後の問題だと思います。

 
 

2012/03/05 11:26

Commented by flying-showboat さん

女性宮家創設を睨んだ動きと邪推されることがあります。

このごろ、某宮家の独身内親王が公的行事にお出でになるんですね。
それは本来結構なことなんですが、これまでは一切係わってこずどちらかといえば奔放に過ごしてきたのに不思議なことです。

父親殿下は女性宮家を期待しているとの発言もある。

 
 

2012/03/05 14:23

Commented by tourokurad さん

阿比留さん どうも皆口が硬くなっている様です。

阿比留さんの御厚意に甘えて、
神戸新聞社の社説に疑義を申したいと思います。

「女性宮家」 皇室の姿ともに考えたい 
2012/03/05 10:50 神戸新聞社説
http://www.kobe-np.co.jp/shasetsu/0004860680.shtml


>皇室の規模を維持することが目的だ
>皇族が急減し皇室活動に支障が出る可能性がある。

皇位継承券を持つ、皇族である男子の宮家を保つ事が必要である。

>羽毛田長官が昨年10月、野田首相に「皇室の安定的な活動
が維持できなくなる」と訴えたのが、「女性宮家」を検討するきっかけ。

読売新聞では、「女性宮家」を検討、は羽毛田長官は否定している。

>政府は、「女系天皇」などの皇位継承権問題は切り離すと強調。

新しい宮家を作るに於いて、皇位継承権を与えない選択肢は
有るとする論議はおかしい。
政府の強調とは異なって、皇位継承権を付与せずには居られない。

>女性宮家を設けた場合、生まれた子は性別を問わず「女系」となる。
>このため、今回のヒアリング開始について、女系天皇を視野に置い
た議論と警戒する声が早くも上がっている。

その通りとすれば、皇室を廃絶すると言う選択肢になりますね。
だから、
一代限りとして、またも男系による皇位継承を存続させる必要が生じる。

象徴天皇制が国民の総意に基づくものであることを念頭に、新しい
皇室の姿を冷静に、幅広い観点から考えたい。

憲法第二条は
皇位は、世襲のものであつて、
国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する。

と記述している。
これを国民の総意と言うには無理がある。
皇位は、世襲のものであるが、日本語として有効である。

 
 

2012/03/05 14:45

Commented by tourokurad さん

阿比留さん  こんにちは

私的憂国の書さんで見かけたエントリー、
私も見たかった。
YOUTUBEなどに動画があるか、どなたか知りませんか?


>私的憂国の書
>女性宮家問題:「有識者」にしてこの程度か!?
2012/03/05?Mon?11:32
http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-834.html
私は見逃してしまったのだが、昨日のテレビ朝日の番組で、女性宮家に関する問題を櫻井よしこ氏と田原総一郎氏が議論したらしい。
ブログ「さくらの花びらの「日本人よ、誇りを持とう」」さんがその討論内容の抜粋を書き起こしてくださったので、僭越ながら引用させていただく。
田原総一郎というジャーナリストの底の浅さを見るような内容だ。

>さくらの花びらの「日本人よ、誇りを持とう」
>天皇陛下 3・11東日本大震災追悼式出席へ強い意欲 
櫻井よし子と田原総一郎の討論。女性宮家賛成の田原は
「皇室にも男女共同参画社会」「皇室の女性だけをを差別する
のはよくない」とは何を言っているのだ
2012/3/4(日) 午後 10:31
http://blogs.yahoo.co.jp/bonbori098/MYBLOG/yblog.html

 
 

2012/03/05 15:46

Commented by nihonhanihon さん

あくまでも理屈の上でのことだけ書きますね。

「昔」と一口にいっても、昨日も「昔」ですし2000年前も「昔」です。
その間、数々の紆余曲折があって現在にいたっているわけです。
したがって、「倣う」にも「どのあたりが妥当か」という思考が働いて当然なのです。

今回の阿比留さんのエントリーは、そのために検討すべき事項のひとつを「初めから除外するのはどうなのか?」という疑問が述べられているわけですが、何も阿比留さんは「旧皇族の復帰以外の選択肢を徹底的に排除せよ」とは書いておられませんよね?
もしもこのエントリーをご覧になってそのように解釈される方がいらっしゃるならば、相当「脳内補完力」の強い方なのだろうと思います。

あと、この問題に関して私が思うには、世間のあらゆる論客の方々の中にしばしば「血」と「DNA」と「家」の混同をされる方がいらっしゃるということです。
現代の一般人である我々の場合は、上記の項目について「三位一体」であることが非常に一般的で多数派のため、このような解釈をしてしまうのだと思いますが・・・。

例としてこれまた、あくまでも理屈の上だけのことで書きます(実際には系譜は途切れてしまっているので復帰云々の検討のしようもないのですが)が、旧11「宮家」の全てを「伏見宮系」と呼ぶのは本当は、若干おかしいのでは、と私は思います。
伏見宮系10家+閑院宮1家で11家のはずです。
確かに最後の閑院宮さんの「血」は伏見宮後裔ですが、これはその前の代で伏見宮家出身の方がこの家を継承されたためで、「家」としては室町時代の崇光院裔ではなく、江戸時代の東山天皇裔です。

 
 

2012/03/05 16:39

Commented by tourokurad さん

阿比留さん こんにちは

TO nihonhanihonさん

>(実際には系譜は途切れてしまっているので
>復帰云々の検討のしようもないのですが)

系譜は途切れてしまっているとはどういう事でしょうか?
検討のしようもないとは、意味が理解できません。
もう少し、御説明戴けませんか。


軍人は軍籍を所持し、
皇族は皇籍にあり、 人は死ねば、鬼籍に入る。
庶民の様な「何処の馬の骨」では無いのです。

それで、何を論じておられるのでしょうか?
もう少し、具体的に御願いしたく存じます。
何の議論ですか?

 
 

2012/03/05 17:38

Commented by linearossa156 さん

男系に固執するカルト信者どもに何をいっても無駄だろうが
男系の皇統を維持するためには側室を復活させるほかはない。
旧宮家を復活させれば全てが解決するかのような誘導を
必死にしているがそれは彼らの願望にすぎない。
現在の一夫一婦制ではいずれは破綻するのは明らかなのに
なぜ側室復活を言わないのか。
それは国民の支持が得られないことが分かっているからだ。
多くの国民にとっては神話に過ぎない万世一系よりも
現実におられる陛下や皇室の皆様に親しみを感じているのである。
私には女性宮家のなにが悪いのかさっぱり理解できない。
愛子様、眞子様、佳子様が宮家になれば皇室は安泰である。
皇室が消滅してから後悔しても遅いのである。

 
 

2012/03/05 18:17

Commented by tourokurad さん

阿比留瑠比さん こんにちは

>linearossa156さん

>愛子様、眞子様、佳子様が宮家になれば皇室は安泰である。

その理由が解りません。
どうしてですか?
何故、伝統を重んじる人々が慎重になるのでしょう。

11宮家復帰に際しても、重大なハードルはあります。
その障害となる事項を明らかにして、方法を講じましょうと言う
論議がカルト信者ども とは、随分な侮辱の言葉ですね。
誰に向かって言っているのですか?
この言葉は謝罪すべきです。

11宮家復帰が簡単でない事は、復帰に勇気を振るう
元皇族も、理解している事です。
皇位継承権は11宮家復帰にも、付きまといます。
政府がその方策を取らない背景には、微妙なものが
あります。
何故、政府が11宮家復帰の手段をとらないか?

 
 

2012/03/05 18:45

Commented by hitotsunotachi さん

今晩は阿比留さん、

松下政経塾は、いつの間にか

「朝鮮人アナーキスト養成学校」と化していました。

産経新聞に「襤褸(らんる)の旗」↓という

http://www.amazon.co.jp/%E8%A5%A4%E8%A4%B8%E3%81%AE%E6%97%97-%E6%9D%BE%E4%B8%8B%E6%94%BF%E7%B5%8C%E5%A1%BE%E3%81%AE%E7%A0%94%E7%A9%B6-%E5%87%BA%E4%BA%95%E5%BA%B7%E5%8D%9A/dp/4864101337/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1330940298&sr=1-1

松下政経塾研究の本の書評が先日掲載されていましたが、

この「襤褸の旗」という題名は、

アナーキストの詩人=岡本潤↓の

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E6%9C%AC%E6%BD%A4

詩集の題名「襤褸の旗」と全く同じで↓

http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/B000JAPAA6/ref=sr_1_2_olp?s=books&ie=UTF8&qid=1330940298&sr=1-2&condition=used

「襤褸の旗」とは「ボロ布の旗」の意味で、

この本の著者の出井康博は、

「革命家養成の初志を松下政経塾は失った」

と嘆いています。

頭おかしんじゃないでしょうか?

確実に言えることは、

「襤褸(らんる)の旗」とは

アナーキストの旗を意味しており、

松下政経塾

野田佳彦、前原誠司、原口一博ら

狂った朝鮮人アナーキストを

大量に生みだした

革命家養成学校である事実は

一部マスコミ関係者の間では

公然の秘密だったということです。

 
 

2012/03/05 19:54

Commented by wk さん

阿比留様
>> >「一代限りの宮家」という法律は、元々、旧宮家に適用されていたものです。戦前まで、旧宮家は皇族とされていましたが、継承権はありませんでした。……これはおそらく、大正九年に制定された臣籍降下の「内規」(皇族の降下に関する施行準則)のことを言っておられるのだろうと思いますが、百地氏によると①この内規は宮家が十分に充実していて、宮家が際限なく増えることは財政上の負担を増大させるとして範囲を限定する際の基準として制定されたが、現在はそんな状況にない②内規は現皇室典範施行前に失効しており、昭和22年に臣籍降下の対象となった方々に内規が適用されたわけではない--などから、問題にならないとのことです。

法律の専門家の話に反論するのも何ですが。
皇室典範 第七条 皇伯叔父乃其ノ子孫皆在ラサルトキハ其ノ以上ニ於テ最近親ノ皇族ニ伝フ

この第七条に旧宮家が当てはまらなかった。だから、継承権がなかったのです。第七条で最近親の皇族としているのは、天皇の血縁者の中で最も近いことを継承の正統性、継承の法的根拠としているからです。
民間にはもっと近い血筋がいるけど、皇族では最も近いでは、最近親といえない。また、最近親と認められるには、現皇室と旧宮家の繋がりだけでなく、旧宮家より近い血筋、旧宮家の祖である皇子よりも陛下に近い皇子とその子孫について確認する必要があります。臣下した皇子の子孫である近衛文麿氏は男系男子で旧宮家より近い血筋でした。旧宮家と繋がるまでの血縁関係を全て確認出来ないことも理由のようです。

 
 

2012/03/05 22:19

Commented by tourokurad さん

阿比留さん  こんにちは

>To wkさん 言っている事の意味は解ります。

今、
>皇位継承問題 (平成)
http://ja.wikipedia.org/wiki/皇位継承問題 (平成)
を参照しているのですが、
>男系維持論に掛る障害について、
皇位継承順位が問題になるが決定は困難。
>女系容認論では、皇位継承のルールが単純であり、
かつ皇嗣の確保が比較的容易である。
男系継承の維持は制度的安定性が低く、
女系による継承も認める方が制度的安定性に優れる。

後継者を確保すると
直ちに皇位継承問題の解決が計らなければならない。
男系維持論は複雑だが、国民の理解を得やすい。

 
 

2012/03/05 23:15

Commented by nihonhanihon さん

To tourokuradさん

>系譜は途切れてしまっているとはどういう事でしょうか?
>検討のしようもないとは、意味が理解できません。
>もう少し、御説明戴けませんか。

第7代当主春仁王にはお子様はいらっしゃいませんでした。
他のところから後継ぎの方がお越しになることもありませんでした。
そのままお亡くなりになったので断絶しました。

今後名跡が復活するようなことがあっても、それは未来の話になります。
ですので検討の対象外になってしまいます。

(ちなみに「宮家」から天皇陛下が即位された最後の例は「閑院宮師仁親王→光格天皇」のケースです。この系統が今の皇室です。この時の判断基準はWKさんのおっしゃるとおり「最も近いから」ですね。もちろん明治の時点でも遠くなっていましたし昭和にもなればより近い宮家があるわけで当然「より近い方」が優先されるわけですが11家に話を限定するならば母系込みを使わない「直系の家」という視点では一番近い系譜ということになります。)

>それで、何を論じておられるのでしょうか?

論じるもへったくれもコメントの流れを見ればわかることではないですか?

 
 

2012/03/06 00:20

Commented by nihonhanihon さん

典範第七条の考えと今回の旧宮家の話は矛盾しないですよね。
「当時の状況」においては昭和天皇の弟君が3名いらっしゃったわけですし皇太子殿下もいらっしゃったので旧宮家の優先順位はずっと低い状況にあったわけです。
しかし「今の状況」はどうでしょう?
話の原点に戻りますが「本来の流れ」からすると「皇太子殿下→秋篠宮殿下→悠仁殿下」となりますよね。
しかしあまりにも「首の皮一枚」なので一連の議論が出てきたわけですよね。
三笠宮系の若い男性皇族がいらっしゃったのなら確かに「旧宮家」は「遠い縁者」だけで片付けられるのでしょうが「その次に近い皇族」となるとイレギュラー的に臣籍降下になってしまった「旧宮家」がそれにあたるのでは?ということになってそれでそういう意見も出てきたわけですよね。
(それに広幡忠幸卿の賜姓降下の頃も伏見宮殿下はあくまでも「皇族」ですよね。)

 
 

2012/03/06 00:28

Commented by syoon さん

慰霊祭翌日の30日、誕生日会見で、秋篠宮は
「定年制というものは、やはり必要になってくると思います」「今後の皇室の在り方を考えるときには、私もしくは皇太子の意見を聞いてもらうことがあってもいいと思っています」と記者会見ををしている。
羽毛田信吾宮内庁長官も女性宮家の検討を野田首相に説明も行っている。

これは裏読みすれば「女性宮家」の創設は
天皇陛下のご意思でもあろうと考える。
羽毛田信吾宮内庁長官の独断で「女性宮家」創設の検討を野田に要請したとは考えにくい話である。

 
 

2012/03/06 00:44

Commented by nihonhanihon さん

昨日の15:46のコメントで私が「理屈」と断っているのはなぜかというと、結局は天皇陛下はじめ皇族方でお決めになればよいはずのものを我々がどうこう・・・、ということもあるからです。
しかしながら現状では、どうもフェミニンな宗教活動によるものなのか、資本論的な宗教活動によるものなのか、政界の中に変わった理屈を唱える方が結構な権勢を誇ってらっしゃったり、役所の中に一定の影響力を持ってらっしゃったり、あるいは変わった理屈を後押しするバラエティー番組などに乗せられがちな一般民衆も多い中で、もしも「国民の選んだ者たちがらみによる意思決定」が行われるのが不可避なのであれば、「こちらも言うべきことを言わせていただきますよ」、ということです。

 
 

2012/03/06 01:39

Commented by tourokurad さん

阿比留さん またお邪魔します。

>To nihonhanihonさん お話は理解できます。

典範 (明治典範)の考えに皇族方は居られる事も想像がつきます。
ただ、一般の人が理解しているか、論議が偏してはならないと言う
理由もそこにあります。開示できる事は出切るだけ示す事が、
問題の理解を深める事だと考えます。
宮家と言っても、順位によって皇籍離脱も必要でしょう。
適正な数より、皇位により近い人が重要な事が感じられます。
11宮家と言うが、実際は7家、しかも皇位に近い順であれば
4家と言う説を見ましたが、間違いない話でしょうか?

困難なのは養子、婚姻に拠って継承順位に変化が生じる事も
慎重さが必要な事です。この話には、系図表が必要となりましょう。
側室でと言う話には組しません。

>皇族方でお決めになればよいはずのもの 、
>皇室会議が認めた数人だけが皇籍取得すればよい。

皇室会議10名には皇族が2名、構成者に難点がある者が
存在する。(現政権下では皇籍取得者を決められないでしょう。)

気になるのは現政権が何時まで、と言う事です。

 
 

2012/03/06 02:06

Commented by nihonhanihon さん

To tourokuradさん

GHQの時に皇籍離脱となったのは11家だったのですが先程の例ののように全部の家が存続しているわけではないので・・・鳥の殿下のところもそうですし。

系図等は結構いろんなところに資料がありますしネット上にもありますよ。
後半の不安要素の点については再三このブログでも議論されているところですね。

 
 

2012/03/06 02:17

Commented by wk さん

秋篠宮殿下は継承権第二位ですが、皇族の序列、班位では、愛子様より下位。皇太子殿下が天皇になられる次代では、このままだと継承権第一位ですが、班位では今と同じく愛子様の下位。また、皇太子は天皇の子の身位ですから、皇太子にはならず、秋篠宮家のご当主のままです。班位がそのまま宮中席次となり、皇室内でも対外的にも次の天皇より継承権の無い女子が厚遇されるのですから、おかしな状況です。こうした矛盾がなぜ起こるのか。
皇位継承は、
1、直系優先で最も近い
2、男子
3、長子
この3つの条件を組み合わせたものです。
そして、皇位継承との整合性を求められる身位、班位もこの条件に基づいて定められています。
班位は直系優先で最も近い方から近い順。同じ血縁関係の兄弟姉妹は長子優先。
身位は直系の子と孫を親王・内親王と高位に。
ところが、継承を男子に限定すると必ずしも天皇に最も近い方、最近親が継承者になるとは限らない。大正天皇、昭和天皇、陛下、皇太子殿下いずれの方も天皇の子で最近親でした。その為、矛盾が生じなかったのです。

最近親ではない男子の皇位継承は法的に問題があります。最近親ではない男子に皇位を継承させるなら、会議で選出するという方法しかないでしょう。しかし、皇室会議で皇位継承者を選出することは政治的関与となります。
法律によって継承順位が決まるのは直系優先の最近親継承のみ。そして、この継承を行うことで立憲君主制が成り立つのです。
必ず最近親が皇位を継承するには、女子の継承を認めることが不可欠です。


 
 

2012/03/06 02:36

Commented by nihonhanihon さん

今上陛下は長男ですが長子ではありません。
それとあくまでも考え方の例ですが「1番近いところ」「2番目に近いところ」「3番目に近いところ」という3つがある場合「2番目に近いところ」が続いているのであれば3番目は「遠い」わけですが2番目が途絶えた場合は「3番目」が「新しい2番目」になって「一番近い」になりませんか?

 
 

2012/03/06 02:40

Commented by nihonhanihon さん

それに「捻転現象」とやらも別におかしいとは思わないし。
専制皇帝制度じゃないんだから。

 
 

2012/03/06 07:10

Commented by linearossa156 さん

カルト信者どもといったのは汚い言葉でした、謝罪します。
時代に合わせて変化できないものは滅びるしかありません。
皇室とて同じこと。万世一系だのY染色体だの神話やSFの世界に
付き合って皇室を消滅させるわけにはいかないと考えます。
この一夫一婦の時代に男系の維持を求めるのは、皇室の方々に
多大な負担になっていると考えられませんか?
私を含めて多くの日本国民が陛下や皇室をお慕いして
いるのは男系の血統が理由ではないと思いますよ。
それとも男系が維持できなけれは皇室は廃絶したも同然と
お考えですか。
男系を守ることは皇室の存続より上位の価値なのですか。
それほど男系の血統が大事ですか?
それに戦後70年も皇室から離れていた旧宮家の皆さんが
簡単に皇室に復帰できますか?
旧宮家の皆さんに無理強いするのではありませんか?
二言目には伝統を守ると強弁する。
長く続いた皇室の男系の血統を守りたいという気持ちは
理解できますが、その意見を絶対化して他の選択肢を
排除する態度はいかがなものでしょうか?
旧宮家の皆さんも皇室復帰には消極的と伺っています。
どのみち側室を置かない限り男系の維持は不可能なのです。
その事実を受け入れるかどうかは皆さんの自由です。

 
 

2012/03/06 07:59

Commented by nihonhanihon さん

さて選択肢を青筋立てて制限しよう排除しようとしている向きはどちらに多いでしょうね。
だから今あるような反応になっているわけでしょう?
その事実を見るか見て見ぬふりをするかはその方の自由ですけどね(苦笑)。

 
 

2012/03/06 09:03

Commented by tourokurad さん

阿比留瑠比さん お邪魔します。

深夜にも拘らず、真摯な論議に深く感謝します。
男系皇位継承問題に対する理解は困難なものがあります。
まず、一般人の場合、皇室制度に理解が無い事、
家の存続と皇室の存続とでは、男系の大きな制約がある事。
皇位継承問題が通常では理解しがたい事で、皆様の御手数を
煩わせる結果となりましたが、一般人は日々の生活の事で
皇室の状況まで気が回らない事を御理解のうえで、
頓珍漢な珍説に共鳴する愚を避けるための御説明と御理解ください。

>To inearossa156さん の謝罪は御立派です。
真摯に考えれば考えるほど、理解しない者には不満が生じるのは
当然です。 あらゆる事態を忌憚無く論じて論議の内容に軽重を
尽くしてゆく事が大事な事だと考えます。何故なら、やり直しが利かない
事ですから、考えに抜け落ちるという事が無い様に気配りが必要である
と考えます。物事は投げ出すべきではありません。

皇室会議に一石を投じる、歴史の観察者として、愛情ある論議を
重ねたいものです。
「女性宮家」創設と男系維持に不当な企てを企む向きも感じられる。
いわゆる君側の癇も皇室周辺に存在感がある事ですから、
簡単に投げ出すことは歴史に唾を吐きかける事です。
困難を解決するのに骨を折ることはさして問題ではありません。

 
 

2012/03/06 09:54

Commented by 伊佐柳若人 さん

私は、基本的な所に我が国がなぜ国家の存亡をかけてまで、大東亜戦争を戦ったのか、との理解が不十分だということがあると思います。
戦後民主主義とかいうが、奴隷制度の米国から言われなくても、日本は昔から民主主義である。
代々の勅諭を見ても明らかでしょう。

 
 

2012/03/06 11:13

Commented by wk さん

To nihonhanihonさん
>今上陛下は長男ですが長子ではありません。
長男は男子の中の長子です。3に長子とだけ書きましたが、正しくは長子優先です。男子に限定し、長子優先とすれば、長男、次男という順番になります。

>それとあくまでも考え方の例ですが「1番近いところ」「2番目に近いところ」「3番目に近いところ」という3つがある場合「2番目に近いところ」が続いているのであれば3番目は「遠い」わけですが2番目が途絶えた場合は「3番目」が「新しい2番目」になって「一番近い」になりませんか?
「3番目」が「新しい2番目」になって「一番近い」にはなりません。
具体的な例として、天皇に息子、弟、甥がいらっしゃったとします。
順位は、1、息子(一親等)2、弟(二親等) 3、甥(三親等)  です。弟が逝去し、甥が2位となっても1位の息子の方が甥よりも近いですよね。近いか遠いかというのは、血縁関係によるもので、明確な基準があります。また、血縁関係は時代が変わっても、社会が変わっても変わることの無い不変的なものです。継承者のご誕生とご逝去により、順位が変動することはあっても、上下が入れ替わることはありません。
ちなみに、兄弟姉妹は血縁の近さが同じ血縁者グループです。近さだけでは兄弟に順位が付けられない為、長子優先という条件を設けているのです。
長男、次男、長男の息子がいらっしゃった場合の三人の順位は、1、長男(一親等)2、長男の息子(二親等)3、次男(二親等)
直系優先とされていることから、長男の直系、長男の息子が次男より上位となります。

 
 

2012/03/06 11:22

Commented by wk さん


To nihonhanihonさん
訂正です。

>長男、次男、長男の息子がいらっしゃった場合の三人の順位は、1、長男(一親等)2、長男の息子(二親等)3、次男(二親等)
>直系優先とされていることから、長男の直系、長男の息子が次男より上位となります。

誤 次男(二親等)   正 次男(一親等)

 
 

2012/03/06 11:32

Commented by nihonhanihon さん

To wkさん

説明不足ですみません。

>継承者のご誕生とご逝去により、順位が変動することはあっても、上下が入れ替わることはありません。

私が言いたかったのはその「順位」の方についてです。
「上下」について述べたものではありません。

 
 

2012/03/06 11:41

Commented by nihonhanihon さん

>長男、次男、長男の息子がいらっしゃった場合の三人の順位は、1、長男(一親等)2、長男の息子(二親等)3、次男(一親等)
直系優先とされていることから、長男の直系、長男の息子が次男より上位となります。

それは基本中の基本であって、それがないと正統性の問題にもつながってきますから、それは当然の話でしょう。

ですが、何らかのアクシデントにより有力な系統が喪失された場合は?ということだとどうなりますか?

元々、旧宮家云々を持ち出してきた方々が、wkさんの11:13のことをご存じないはずはないと思います。

付和雷同して騒いでいる人は別として。

 
 

2012/03/06 11:46

Commented by tomoe_saloon さん

To tourokuradさん

>深夜にも拘らず、真摯な論議に深く感謝します。

>あらゆる事態を忌憚無く論じて論議の内容に軽重を
>尽くしてゆく事が大事な事だと考えます。何故なら、やり直しが利かない
>事ですから、考えに抜け落ちるという事が無い様に気配りが必要である
>と考えます。物事は投げ出すべきではありません。
>
>皇室会議に一石を投じる、歴史の観察者として、愛情ある論議を
>重ねたいものです。

ディベートとはこうあるべきという姿を示して頂いてありがとうございました。
みなさまの真摯な投稿を拝読しながら、自分でも色々検索して調べていくことで、理解が深まったように感じております。

天皇の国家元首としての政治的なお立場と、新嘗祭や四方拝を執り行う最高位の神官としてのお立場を混同している自分に気がつきました。

神官としての天皇は、男性でなくてはなりませんが、元首の場合は男性に限る必要はありません。直系の長子とする女性天皇もありだと思います。
しかし、国家の安泰を願う神官として行為を執り行う場合は、女性では務まりません。三権分立の諸機関が介入できるのは「国事行為」に関してのみでしょう。

旧宮家の復活は、私にはどう考えても無理のように思われます。議論の進展を今後も見守りたいと存じます。みなさま、ありがとうございました。

このような機会を設けて下さった阿比留さんに、厚く感謝申し上げます。

 
 

2012/03/06 12:02

Commented by nihonhanihon さん

3親等内4親等内に男子が多いのであればwkさんのおっしゃるとおりかと思いますが、今の状況はそうではないですよね。

現在の皇室が桜町天皇の系譜でないのはご承知のことかと思います。
なぜならその系統は消滅したからです。
子がどうの弟がどうのというに言えない状況になって、そして出来る限り近い系統というところから光格天皇が即位されたわけですよね。

これ、まさに「皇伯叔父乃其ノ子孫皆在ラサルトキハ其ノ以上ニ於テ最近親ノ皇族ニ伝フ」ではないですか?

 
 

2012/03/06 17:01

Commented by cotton さん

田原氏が「男女共同参画だし、時代が変わったから・・・」などと言うのを聞いて、あ然としました。田原氏はテレビで陛下と言わずに「天皇がー」と言うような人ですし、また、天皇制という言い方=その時々で変わる制度のように言うのにも違和感があります。こういう人達にヒアリングしてご皇室に関わることを変えようとする
野田首相の見識を疑います。野田首相はこの件で「小泉元首相の時にも“チャレンジ”したけど・・・」などと妙な言い方をしたり、一方で男系維持の意向を示してみたり、そう言いながら園部という人を参与に任命していたりで、何を考えているのかわかりません。
旧皇族の方々が、男系維持のために一族として応える意向を示しています。これはたいへん重要な事です。以前も三笠宮寛仁親王殿下がお考えを示されたことがありましたし、最近も秋篠宮殿下が「私もしくは皇太子殿下の意見も」と仰っています。彬子女王は女性宮家の議論に違和感と仰っています。
これらのことは本当に重要な事だと思いますが、野田首相はそうは思わないのでしょうか??
最近の政治は、何か根本的におかしいです。改革したほうがいいことと、変えずに守っていくべきことを間違えてはいけないと思います。
野田首相は緊急性と言いますが、女性宮家の緊急性があるとは思えませんし、配偶者が民間男性の場合とか、お子様の立場はどうなる?とか、そういうことが議論になり、好ましくないです。こんなこと、日本政府がしてはいけないことではないでしょうか。
男系の血筋で継承してきたのが皇統の歴史なのですから、まずは旧皇族の男系男子の方々の復帰等を中心に検討し、皇室の歴史、伝統を守るための策を尽くすのが政治の役割だと思います。

 
 

2012/03/06 21:51

Commented by RAM さん

皆さんの議論を拝見していると、「女性宮家」が出来たとして、
その方が「結婚」する事を前提の論が多いですね。
皇室では、不可能ですよ。
女性宮家が出来ても、その方は女帝と同じで、
一生子供を産めない境遇(未婚のまま)にすることが、
あのお家の不文の家法です。
いくら、時の政府が女性宮家を創設しようとしても、
当の内親王様は、その家法を必ず守られるでしょう。
旧家の家法とは、そのようなものです。
つまり、女性宮家とは、女性に不幸を強いる制度です。
だから、皇族方が、この件での支持発言を一切されないのです。
皇統維持に、女性宮家制度は、一切役立ちません。
あのお家自身が「女系」発生の可能性を自ら潰されますから。

 
 

2012/03/06 22:28

Commented by wk さん

To nihonhanihonさん
>現在の皇室が桜町天皇の系譜でないのはご承知のことかと思います。
>なぜならその系統は消滅したからです。
>子がどうの弟がどうのというに言えない状況になって、そして出来る限り近い系統というところから光格天皇が即位されたわけですよね。
>これ、まさに「皇伯叔父乃其ノ子孫皆在ラサルトキハ其ノ以上ニ於テ最近親ノ皇族ニ伝フ」ではないですか?

残念ですが、最近親は光格天皇ではなく、縁組された欣子内親王の方です。
光格天皇は、男子皇族の中で確かに最も近い方でしたが、男子の中で一番近いということが継承の正統性となりますか?ならないから、先帝後桃園天皇の娘をお妃にされたのでしょう。光格天皇は後桃園天皇にとって、曽祖父の兄弟の孫。7親等です。また、東山天皇の4世。旧宮家よりは随分と近い血筋ですが・・・。
光格天皇は父閑院宮典仁親王への追号、天皇にすることを望まれました。父の位が光格天皇の権威に影響するからです。天皇との血縁の近さを重視するのは、血の問題だけではない。天皇に近い方ほどその方も親も高位だからです。ご両親の位や即位前のお立場は天皇の権威や影響力に少なからず関係します。光格天皇は後桃園天皇のご養子養子になっても血の遠さや父の位の低さという問題は無くならないのです。

 
 

2012/03/07 00:32

Commented by wk さん

RAM 様
>女性宮家が出来ても、その方は女帝と同じで、
一生子供を産めない境遇(未婚のまま)にすることが、
あのお家の不文の家法です。
いくら、時の政府が女性宮家を創設しようとしても、
当の内親王様は、その家法を必ず守られるでしょう。
旧家の家法とは、そのようなものです。
つまり、女性宮家とは、女性に不幸を強いる制度です。
だから、皇族方が、この件での支持発言を一切されないのです。
皇統維持に、女性宮家制度は、一切役立ちません。
>あのお家自身が「女系」発生の可能性を自ら潰されますから


これまでの女性天皇の問題を解決する為に、配偶者を皇族とする案が出ているのですよ。
内親王が皇族以外の男性と結婚することは固く禁じられていた。
古典文学でしばしば取り上げられる話です。なぜ、このような家法があったのか。
戦前まで男性優位であった日本の社会では、古来
・夫が妻よりも上位
・子の身分は父親の身分によって決まる
という不文律がありました。
また、江戸時代まで、身分は固定制で結婚によって身分が変わることもありませんでした。一夫多妻が許された時代は、現代の一対一で契りを結ぶ一夫一婦制とは結婚の形態が大きく異なります。天皇のお妃方も貴族の娘は貴族のままで実家の姓を名乗っていた。聖武天皇のお后は藤原光明子と習いますよね。男が上位の社会で夫が貴族、妻が皇族では釣り合いが取れない。
天皇の内親王(皇女)が身分の下の男性と結婚し、子を産むのは皇族の高貴性を失うという考えがあったとされています。
妻が天皇で夫が貴族や武家という組み合わせなど到底許されなかったでしょう。それに、父が皇族なら母が貴族でも子は皇族。母が皇族であっても、父が貴族なら子は貴族。これでは、女系で皇統を繋げることは不可能です。

戦後、身分制度が廃止されてから、昭和天皇の内親王が民間人に嫁いで子を儲けています。皇室も昔とは違うということではないですか。

維新後、お妃は皇籍に入り、皇族とすることが旧皇室典範で定められました。女子皇族の配偶者や子を皇族とするなら高貴性も保たれ、問題は無いのでは。

 
 

2012/03/07 05:09

Commented by nihonhanihon さん

姓や苗字のない人→姓や苗字のある人・・・全体の皇統の流れや広がり的に違和感なし

姓や苗字のある人→姓や苗字のない人・・・「逆行現象」発生

 
 

2012/03/07 08:03

Commented by RAM さん

To wkさん
>維新後、お妃は皇籍に入り、皇族とすることが旧皇室典範で定められました。女子皇族の配偶者や子を皇族とするなら高貴性も保たれ、問題は無いのでは。

*お判りになっていないようですね。
あのお家では、「女系発生」の可能性をお創りになりません。
内親王様は、例え、皇室典範がどうなろうとも、
ご自分が「女系天皇」なるものを創る可能性が出れば、
そのようなご結婚はされない、と言うことです。
…ご結婚・ご出産の強制までは、誰もし得ませんよね。

 
 

2012/03/07 08:58

Commented by syoon さん

産経の稚拙な理屈は相変わらずですね
安易な旧皇族の復活の議論は避けるべき

「女性宮家」創設の検討は、天皇陛下のご意思でもあろうと考える。
羽毛田信吾宮内庁長官の独断でを野田に要請したとは考えにくい話である。
物事には順序があるのものわかえあないのかな
お気楽な記者だ

報道機関が扇動してどうすつもりなんだろう

 
 

2012/03/07 09:44

Commented by RAM さん

To syoonさん
>「女性宮家」創設の検討は、天皇陛下のご意思でもあろうと考える。
*ありえません。
貴方にも判りやすいように理由を書くなら、
①「この国の祭祀長」としてのアイデンティティを否定することになる
②可愛い子孫の内親王様方に、不幸な人生を強いることになる
と言うことです。
天皇陛下の第一義は「宗教人」であることを理解できないようでは、
この問題の本質は掴めませんよ。

 
 

2012/03/07 11:25

Commented by RAM さん

最近の日本人は、政治家も、学者も、此処などに集うブロガーも、
「宗教の強さ」というものへの理解が少ないようです。
だから、欧米の王族達と皇族を較べて考えていますね。
欧米の王族は、政治的には「血のカリスマ」のみの権威です。
故に、後継は、その事だけを基準に考えれば済みます。
宗教の権威は、別に存在させているからです。
しかし、天皇という存在は、「血のカリスマ」としてだけでなく、
この国の原始宗教から発生し、二千年以上保たれてきた「神道」という
宗教の最高権威でもあるのです。
一般国民が、世界でも類を見ないほど宗教に鈍くなっても、
あの御一族は、祖先から伝えられた教えを、放棄してはいません。
ローマ法王が、或いはイスラムの最高指導者が、
その派の教えを自ら破れないのと同様に、
天皇家もまた、連綿と続いた伝統の教えは、破れないのです。
過去の歴史で、たまに出た「家法を軽視する当主」のおかげで、
あのお家は、「武家支配」の世に取って代わられたり、
「南北朝」という、無用の国内混乱を引き起こしたので、
明治天皇は、即位されて間もなく、「王政復古の大号令」の前日に、
「これからは身を糺しますので、改めてお護り下さい」と、
ご先祖の霊に誓約されています。
しかるに、その三代後に、隠れた悪意で「現人神」と祭り上げられてしまい、
臣下の暴走を止め得なかったばかりに、あの敗戦を迎え、
昭和21年元旦に、先帝は改めて詔勅を出されました。
これは、国民へのメッセージであるとともに、あのご一族の宗教では、
ご先祖へのお詫びと、再度の誓約の意味を持ちます。
その重みは、我々の宗教観で量り得ないものです。
今上陛下が、それを軽んじられるとは、到底思えません。

 
 

2012/03/07 12:59

Commented by kinny さん

To ~こめんとするあほぅ♪ですさん
天皇の戦争責任はお前の立場次第だ、というのがワカランから、こういう小児の発想になる(笑)

不思議なのは、アホさんがアホさんのままでいられることだ。
このブログの知見に触れて、今なおそんなカス同然の転回しか出てこないなんて、出入り口のない駄菓子のカンヅメか、据え膳食わぬ恥さらしだな(笑)それとも役に立たんか、早くも?

 
 

2012/03/07 14:26

Commented by RAM さん

国語力が小学生?
知性が痴性?
性根が蛭?

 
 

2012/03/07 14:45

Commented by kinny さん

蛭に政見がある、という生物学史上の大発見?(笑)

 
 

2012/03/07 15:07

Commented by RAM さん

一度、タバコの火を押しつけてみたいものです(わら

 
 

2012/03/07 16:10

Commented by nihonhanihon さん

(ギャラリーの方々への注釈)

>臣下の暴走を止め得なかったばかりに

この場合の臣下とは日本人「全員」のことですよね。
昭和天皇は当時の日本人全体の代表として日本人のご先祖様全員にお詫びなされたというわけです。

 
 

2012/03/07 16:24

Commented by nihonhanihon さん

あ、そうそう。
118代のところの話の続きですが、では、102代はどのように説明されるのでしょうか?

 
 

2012/03/07 16:40

Commented by nihonhanihon さん


「まともに反論でけへんから子供みたいな反応しかできませんねん」と正直にゆうてみ。

 
 

2012/03/07 16:41

Commented by nihonhanihon さん

RAMさんのところのTBも見てからコメント書けよ。

 
 

2012/03/07 17:35

Commented by RAM さん

>★ 天皇さんが誓約するのは勝手ですがそれが~あほぅ♪とはどのような関係もありませんね。

自ら「関係ない」と言うからには、ここにコメントを入れるな。
関係ない者が発言することは、あり得ないだろうが…
論理の基礎も出来ていないガキか? (-。-)y-゜゜゜

 
 

2012/03/07 18:14

Commented by RAM さん

阿比留様、読者の皆様、

どうも、「~こめんとするあほぅ♪です」という、このブログの蛭の
不敬・不愉快なコメントの一部だけが削除されたようですが、
この際、此処のブログのコメント欄の質を保つ為に、
以前から阿比留様が警告されていたという前提も踏まえて、
そろそろ望月や鈴木茂などと同じ処置にされてもよい時期かと愚考します。
「まだら消し」ではなく「全面削除・出入り禁止」が相当ではないでしょうか?

 
 

2012/03/07 19:43

Commented by kinny さん

RAMさんのおおせに賛成。
活用できなかった点、ちょっとした敗北感もあるんだけど..

たとえば
「デタラメばっかだな」
といえば
「1+1=3という自由もある」
といった類のありきたりで安っぽいゴミがとめどもなく流れてくる。

使い古された上に、中身もおもしろみもないガラクタか、反論する気さえ起こさせないほどに誰も信じないデタラメ。

ざらにいるタイプだけど、これが一点、息だきゃ続く。生物的に。
ほとんど初めてだ。
たまらない心地というか、正直、どうしたらいいかワカラン。

 
 

2012/03/07 21:48

Commented by 一閑 さん

横レスすみません
To kinnyさん
>「1+1=3という自由もある」
>

如何なる荒らしもこのテの論理を吐き始めたら、対話拒否と看做して問題無いでしょう。 責任感の片鱗も無いコメントは秩序の破壊に等しい...自由を語る資格なぞ無いという事です。

しかしこれも左翼的論点すり替え技法の一つなのですかね? 小生小学生の頃にこの手の減らず口叩いて"共産党系教師"にしばかれたもんだが...

RAMさんの提案に同意します。 過去にも警告有った訳だし...♪

 
 

2012/03/07 23:05

Commented by wk さん

RAM 様

>*お判りになっていないようですね。
あのお家では、「女系発生」の可能性をお創りになりません。
内親王様は、例え、皇室典範がどうなろうとも、
ご自分が「女系天皇」なるものを創る可能性が出れば、
そのようなご結婚はされない、と言うことです。
…ご結婚・ご出産の強制までは、誰もし得ませんよね

>>「女性宮家」創設の検討は、天皇陛下のご意思でもあろうと考える。
>*ありえません。
貴方にも判りやすいように理由を書くなら、
①「この国の祭祀長」としてのアイデンティティを否定することになる
②可愛い子孫の内親王様方に、不幸な人生を強いることになる
と言うことです。
天皇陛下の第一義は「宗教人」であることを理解できないようでは、
この問題の本質は掴めませんよ。

明治22年旧皇室典範が制定されました。立案、制定には皇室側の責任者として有栖川宮殿下が関わっています。
殿下が枢密院に諮った第1稿は、女系を容認する男女を問わない皇位継承でした。
男系男子継承を主張し、この案に反対したのは元老達。
これに対して、有栖川宮殿下は難色を示し、再考を促しています。
明治天皇の信任を受けていた殿下が、なぜ女系容認の皇位継承案に反対されなかったのでしょう。
それどころか、逆に女系容認案を受け入れるよう働きかけた理由は?
立案には、皇室の伝統と歴史を鑑み、沿うよう、相当な時間が費やされています。皇室の家法を守るなら、その時点で考慮するように内々で動くことも出来た筈です。
尚、旧皇室典範制定までの詳しい経緯については、慶応大学の笠原教授が調査し、発表しています。

 
 

2012/03/07 23:45

Commented by RAM さん

wk 様、

有栖川宮家に関しては、その家歴から考えて、私は、必ずしも、
明治天皇とお考えを一つにされていたとは思えません。
皇族方も人間的感情をお持ちであり、例えば、昭和天皇と伏見宮殿下が、
戦争に対するお考えに大きくズレがあったことも知られていますね。
ただ、明治帝ご自身が、女系を容認されていたという傍証は、
私の調べた限りでは見つけておりません。
それどころか、内親王を宮家に嫁がせられた行為は、
将来的に傍系に移ろうとも、男系を維持させることが目的の中にあるとしか、
考えられないのです。
女系というのは、雑系とイコールになります。
内親王が、この事を理解された上で、尚、民間人の子供を産み、
その子が将来皇位に就くようにされると、お思いですか?
唯一、その可能性が残るのが愛子内親王様ですが、
かのご母堂のこれまでのご言動を見れば、少なくとも、その方向へ動くことは、
周りが捨て置かないことは見て取れると思います。
なお、旧皇室典範といえども、たかだか百年ちょっと前に創られた
「成文法」であり、天皇家には、それより十倍以上古い「不文法」が
今でも有効に伝えられています。
陛下の執り行われる「祭祀」自体が、その集大成です。
有栖川宮と言えども、このお立場になったことがなければ、
「不文法」を墨守して継承するというお気持ちを
体感として、真に理解は出来ないでしょうね。
ましてや、今の政治家や、文化人・有識者と呼ばれるだけの他人には。

 
 

2012/03/08 02:38

Commented by nihonhanihon さん

詫びがどうとか言った人はさっさとあちらこちらのブログ主や他の人に詫びるべし。
調子に乗って何ヵ所もやらかしよってに。
風刺やパロディーや冗談の系統と妨害発言をごっちゃにすな。

 
 

2012/03/08 08:59

Commented by RAM さん

wk様、追記

内親王様が一生皇籍に留まられる場合、
男性皇族と婚姻する他は「生涯独身」が、
一つの例外もなく守られてきました。
これは、旧皇室典範が定められた遥か以前から、連綿と現在に至るまで続く
あのお家の「家法」です。勿論「不文」の。
故に、過去に何度か「女系」が出来そうになった時も、
ご自分達のお家の問題として、内部で修正を図られて、男系を保たれています。
そのような御一族に、これ以上、後継問題で他人が評論を加えるべきでは
ないと思います。
現在の内親王様方に、無用の不幸を強いるべきではありません。

 
 

2012/03/08 09:02

Commented by nihonhanihon さん

へんな発言は消えたようですね。
今にして思えばひと様のお墓を「邪魔な池」とかいう時点で大概でしたね。

 
 

2012/03/08 09:23

Commented by nihonhanihon さん

また出てきたか

 
 

2012/03/08 09:40

Commented by nihonhanihon さん

To 阿比留さん

朝からのテコ入れありがとうございます。

 
 

2012/03/08 11:37

Commented by kinny さん

To 一閑さん
>如何なる荒らしもこのテの論理を吐き始めたら、対話拒否と看做して問題無いでしょう。

対話したら悲惨な内実が暴露されてしまうから「できない」んだろうね。
他者の意見でパッチワークを作る中学生も同断なんだけど、幼稚な中傷や憎しみ、好悪の情がわかりやすく示されていれば逆利用できる。

けど彼は本当に困った。
一言でいうと、国際会議に紛れ込んだ粘着性の久米宏なんだよね..
そんなのが世の中にいるのか、と。

 
 

2012/03/08 13:50

Commented by ~こめんとするあほぅ♪です さん

皇太子さんの天皇の国事行為代行の是非を書いて欲しいなぁ~

天皇は死ぬまで天皇の仕事をするのが建前なので代理も代行も非合法だよねぇ~

 
 
トラックバック(32)

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2012/03/07 11:28

参考資料 昭和二十一年元旦の詔書(英文対訳付き) [只今、考え中…]

 

詔書(しょうしょ) Imperial Rescript 茲ニ新年ヲ迎フ。顧ミレバ明治天皇明治ノ初、国是トシテ五箇条ノ御誓文ヲ下シ給ヘリ。曰ク、 In greeting the New Year, We recall to mind that Emperor Meiji proclaimed, as

 

2012/03/07 09:10

河村たかし発言について [草莽崛起ーPRIDE OF JAPAN]

 

「河村たかし発言について」 No.715 平成24年 3月 6日(火)  二月二十日に、名古屋市長の河村氏が、「南京事件はなかった」と市を訪問した南京市共産党委員に発言し、中国外務省が反発し、中共...

 

2012/03/07 08:30

公務員採用削減=若者の雇用犠牲 民主党ますます老人官僚にばら撒く [公務員のために増税をっ! と言う…]

 

結局、若者に付け回したって話だ 岡田は民間も雇用を控えるじゃないかと詭弁を弄している が、民間は業績不振、即、賞与、昇給しなり、雇用減 たらふく昇給繰り返してきた官僚にはあてはまる話ではない ま、岡田は詭…

 

2012/03/07 05:07

【政治】強毒性新型インフルエンザ予測時、全国民に予防接種へ [政治経済ニュース・今私の気になる…]

 

 政府は、強い毒性と感染力を持つ新型インフルエンザの国内流行が予想される場合、国民の安全確保のため、原則として全国民に予防接種を行う方針を固めた。  国内の医薬品メーカーなどと連携し、2013年度に1…

 

2012/03/06 18:38

全人代の舞台裏で異変続 [草莽崛起ーPRIDE OF JAPAN]

 

全人代は緊張につぐ緊張、重慶市代表団は団体行動、黙して語らずーこんどは重慶市副市長 税正寛(前全人代重慶代表団副主任)が自殺?!  全人代初日、温家宝首相は「今年度の経済成長率を7・5%、イン...

 

2012/03/06 10:20

原発の再稼働 [草莽崛起ーPRIDE OF JAPAN]

 

 <1つの救い>と言えるのかどうか分かりませんが、今朝の新聞では、反原発の筆頭?である枝野経産相が、    「当面の間、原発の再稼働をお願いしたい」 などと発言しているようです。細野原発担当...

 

2012/03/06 08:18

松井一郎・大阪府知事も橋下氏に「俺は持っている資産を海外に移す」 [公務員のために増税をっ! と言う…]

 

「八策」船中模索 資産課税強化←「富裕層逃げる」反発 普天間移設…方向性決まらず ま、staroは八百長は嫌いなので指摘しておく 松井のおっさん、あんた、海外へ資産を移すって円のこと言ってんだろうが、 ドル、…

 

2012/03/06 06:40

【社会】街では「ふざけるな」など怒りと困惑の声--東京電力がもくろむ10%の値上げ [政治経済ニュース・今私の気になる…]

 

家庭用の電気料金にまた値上げの波が迫っている。東京電力がもくろむおよそ10%の値上げ。その一方で、人気キャラクターのリストラも明らかになった。 「ふざけんじゃないよって」、「本当に困りますよね」などと、街…

 

2012/03/06 03:25

維新の会は政策の優先順位を明確にしてくれ [異常な日々の異常な雑記]

 

維新八策で「資産課税強化は厳しい」 松井大阪府知事 政治綱領に資産課税を持ちだしたことで、国家社会主義政党の誕生か?と思ったものですが、あっさりと取り下げましたね。 柔軟というか、信念が薄いと...

 

2012/03/06 02:43

皇位継承についての大雑把な所感 [nihonの雑記帳(仮題)]

 

本来的には皇室のご意向を無視してはいけないと思いますが、とりあえず、今回は途中まで理屈で話を進めます。  また、私の意見の一から全てをひとまとめにしたエントリーでもありません。  さっと、思いつくもの(…

 

2012/03/05 21:15

移民問題にいかに対処するか? [「小さな政府」を語ろう]

 

移民に関して、(最近はちょっとご無沙汰だが)当ブログ(や僕のもう一つのブログ)ではよく扱う。(参考→多文化主義の失敗) 年末からお正月にかけて各種スポーツをテレビで見て ...

 

2012/03/05 21:12

パンとサーカスで人間はますます怠惰に? [ロンドンで怠惰な生活を送りながら…]

 

Tweet スポーツチームを地域に誘致することで活性化を図ったり、強い部活動を作ることで学校の宣伝につなげるという戦略はよくとられるものだ。 また、強いスポーツチームの存在は愛国心・愛校心・郷…

 

2012/03/05 11:55

ド底辺!? 援交アバズレ年増女の増殖 [日本の面影 うぃすぱー・ぼいす]

 

←はじめにクリックお願いします m(__)m 最近の繁華街を歩いてると“熟女バー”なるものが目に付くことも多く、いったいどんな人が行ってんだって感じ・・・ 以下は、ネットで私を応援してくださってるクリスチ…

 

2012/03/05 08:44

蓮舫氏「売名だけのために政治やってるのよ」 [公務員のために増税をっ! と言う…]

 

あっ、違った、 「増税だけの政治やってるんじゃない」 だった(笑 ま、こいつを信用するおバカは石原伸晃を総理にと思っているおバカと質が同じだ とっとと逝ってくれ (-。-)y-゜゜゜ で、 バフェット 、いいねぇ~…

 

2012/03/05 08:04

桃の節句に女性宮家創設論に文句を言う [草莽崛起ーPRIDE OF JAPAN]

 

桃の節句に女性宮家創設論に文句を言う  葦津泰國の、私の「視角」 http://blog.goo.ne.jp/ashizujimusyo/e/00dad684ddc06e5eb8317b6432f18aec  いよいよ三月  今年ほど春の到来を心待ちにしていた...

 

2012/03/05 06:39

【大阪】大阪市はまさに世紀末 「第三者調査チーム」と「公務員労働組合側」の全面戦争 履歴書に口利きの [政治経済ニュース・今私の気になる…]

 

大阪市はまさに世紀末的な様相となっています。市職員の違法行為の調査を進める「第三者調査チーム」と公務員労働組合側のぶつかりあいです。大阪市職員の違法行為に対して第三者調査チームがアンケートやメール調査…

 

2012/03/04 16:19

中国軍事力の真実  [風林火山]

 

チャンネル桜で、直近(2012年2月時点)の中国の軍事力に関する討論が開かれた。

 

2012/03/04 10:56

ノダえもんに嫌われ焦る小沢ジャイアン! [愛国画報 from LA]

 

野田谷垣の極秘会談でオザーサンが孤立して焦っているらしい。ふーん、そうなのか。100人もの子分がいる親分の筈だったが、いざとなると、ひとりぼっちで淋しくなってしまったのか。ガキ代将として君臨していたのに…

 

2012/03/04 09:21

野田民主党に手を突っ込まれて喜ぶバカ 町村の行動は仲間を売る行為 [公務員のために増税をっ! と言う…]

 

仲間を 平気で売るようになったら お終いじゃわ (-。-)y-゜゜゜

 

2012/03/04 07:36

旧皇族が復帰を希望しなかったわけを推察する [omodaruのニッポン観察日記]

 

週刊文春だったかで旧皇族の血を引く男性に 「皇族に復帰をしたいか?」と、質問をしたところ 復帰を望んだ方はいなかったと、言う 記事が載っていた。 これが女性宮家推進論者にとっては 大きな後ろ盾になりつつあ…

 

2012/03/04 06:31

南京問題を解決する切り札 [加藤賢治の政治評論]

 

河村たかし名古屋市長が2月20日に、名古屋市役所を表敬訪問した中国南京市の共産党委員に対して、旧日本軍による南京事件はなかったのではないかと発言したことが、波紋を広げている。今年は、日中国交回復40周…

 

2012/03/04 01:01

【社会】 女性が結婚相手の男性に求める条件は「三平」・・・女性 「年収は400万円あればまぁいい」星 [政治経済ニュース・今私の気になる…]

 

 バブル時代、女性が結婚相手の男性に求める条件は「三高」(高学歴、高収入、高身長)だった。しかし、いまは「三平」だという。平均的年収、平凡な外見、平穏な性格――こうした男性を求める女子を“三平女子”と…

 

2012/03/03 21:55

がれき受け入れ賛成75%・読売世論調査 [普通のおっさんの溜め息]

 

 がれき受け入れ反対の少数派のためがれき処理が進まぬ理由・少数派の瓦礫処理反対派を助けるマスコミ・もたもたする民主党政権・反原発のリーダーの福島瑞穂さんへ  読売世論調査で、岩手、宮城両県の瓦礫の処理…

 

2012/03/03 16:00

見苦しい小林よしのり [日本の狂った反日スポーツライター…]

 

皆さま、拙ブログにお越しいただき有難うございます。 ↓のエントリー(青文字部分をクリック)を読めば、 橋下徹はコリア系アナーキスト大前研一の忠実なる弟子 「狂人=橋下徹知事」の凄い手法 ①武士道とスポ…

 

2012/03/03 12:40

ジンケンイインカイセッチの暴走を許すな! [愛国画報 from LA]

 

芝2400mの売国杯レース、アジアからの招待馬を含む16頭、体制が整いました ゲートが開いてさぁ、各馬一斉にスタート さぁ正面スタンド前を通っての先行争い ガイコクジンサンセイケンがどんどん加速する 続くはフテ…

 

2012/03/03 11:31

古代日本が朝鮮半島を領有していた事実をもっと広めなければなりません [日本の面影 うぃすぱー・ぼいす]

 

←はじめにクリックお願いします m(__)m まず、奴ら朝鮮人は日本に文化を伝えたのがすべて朝鮮人だと主張してます。しかし、それは全くの間違いで、当時は日本人が朝鮮半島南部に住んでいたのだから、その日本人が…