愛知県警捜査2課と中署は1日、偽造した領収書を経費精算に使用したとして、名古屋市中村区豊国通、元小学校事務職員、川端真実容疑者(49)を有印私文書偽造・同行使の疑いで逮捕した。
容疑は、同市立小の事務職員だった07年6月から09年9月にかけ、教材などの物品販売業者十数社名義の領収書81枚(金額計193万円)を偽造し、市教委に経費精算のため提出したとしている。
市教委は10年5月、川端容疑者が偽造領収書を使って5万9000円を横領した疑いがあるとして、県警に告訴して懲戒免職処分にしていた。県警は今後横領の疑いについても捜査する。
中署によると、川端容疑者は容疑を大筋で認めているという。【安達一正】
毎日新聞 2012年3月2日 地方版