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【プロ野球】コバヒロ 先発争い生き残った 内容不満も4イニング無失点2012年3月8日 紙面から ◆オープン戦 ソフトバンク1−0阪神阪神の小林宏が先発ローテ争いになんとか踏みとどまった。4イニングを2安打無失点。直球が走らず、変化球でしのぐような内容だったが、「結果が求められていたので、ゼロで抑えられて良かったと思う」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。 真っすぐの最速は140キロ。それも思うように制球できなかった。力みもあった立ち上がりは先頭の本多に四球。盗塁失敗で助かったが、内川、カブレラに甘い真っすぐをいとも簡単にとらえられた。ローテ争い脱落のピンチ。救ったのは「思ったところに投げられた」という変化球だった。 松田を外のスライダーで二ゴロに抑えると、2回以降は9つのアウトのうち6つを変化球でとり、切り抜けた。藪投手コーチは「ベテランの味というかね。真っすぐを速く見せる変化球の使い方だった」と言い、「スピードがもう少し戻ってくれば、もっと変化球も良くなってくる」とさらなる上積みを強調した。 ただ、先発に転向した今季、ローテ6番目の座を6日に好投した安藤、若手の鶴、秋山と争っているのが現状だ。「この先、チャンスをまたもらえると思う。そこで結果を出していければ」と言ったが、望みをつないだというのが一番適した表現だろう。小林宏の正念場は続く。 (島田明) PR情報
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