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【プロ野球】

キヨシ今年最多15安打にウハウハ でも走塁ミス連発で5得点…

2012年3月8日 紙面から

◆オープン戦 DeNA5−1オリックス

 DeNA打線が阪神との開幕戦を戦う京セラドーム大阪で一気に開花した。オープン戦5試合目で初の2桁安打、練習試合も含め対外試合11試合目で今年最多の15安打でオリックスを圧倒。中畑監督をニンマリさせた。

 「ファーストストライクを意識していこう」「直球を打ちにいき打てないボールは見逃そう」

 試合前のミーティングでのシンプルな確認事項が選手の気持ちを積極的にさせた。1回1死から森本が四球で出ると、続く石川が2ボールからの3球目をとらえ左中間へ先制三塁打。4番・ラミレスの二ゴロが野選と悪送球を誘い、好スタートを切っていた三塁走者・石川が難なく2点目の生還。「(5日に)ソフトバンクに完封された悪い流れを初回に断ち切れた。森本と石川でスピードがある得点ができた」。中畑監督は目を細めた。

 3回以外は毎回安打。2月16日の日本ハムとの練習試合で放った13安打を上回る今年チーム最多の15安打。中畑監督は「とっときたいなあ。分けて打ってくれればいいのに。でもラッキーなヒットじゃなく、きちっとしたヒットが打てていた」とご満悦だった。

 ただ、反省点もある。残塁が12個。ラミレス、小池、啓二朗の走塁ミスもあり15安打で5点しかとれなかった。白井内野守備走塁コーチは「ミス? 今のうちに出たのを一つ一つ埋めていく」と引き締めた。

 それでも指揮官は「せこい野球? きょうはスマートだったと思うよ。(2番に初起用の)稀哲は(3四球を選び)1人で相手投手に20球以上投げさせていた。内容が素晴らしい」。ここまでのオープン戦を4勝1敗で終え、いよいよ首都圏での試合に向かう中畑監督は堂々と胸を張った。 (後藤慎一)

 

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