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2012年3月6日6時15分

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福島の人口、30年後に半減の予測も 政策大准教授試算

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図:被災3県の人口予測拡大被災3県の人口予測

 東日本大震災の被災3県のうち、福島県の人口だけが減少を加速するとの予測を政策研究大学院大学の出口恭子准教授がまとめた。震災前からの30年間で半減すると試算。東京電力福島第一原発の事故による避難で、子どもの世代と母親の世代が大量に県外へ転出。この傾向が続く場合、少子化が著しく進むためだ。

 震災後の死者数や都道府県間の転出・転入者数など、震災の影響を織り込んだ場合と、仮に震災がなかった場合の2通りについて30年間の人口を試算した。

 3県とも震災前から人口が減っているため、2010年の人口を100とした場合、震災がなくても2040年には福島が63.8(36.2%減少)、宮城が75.0、岩手が59.4になると試算。

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