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NCCニュース

懲罰委・加藤県議に9日間の出席停止

加藤寛治県議の本会議での発言をめぐり41年ぶりに設置した県議会の懲罰委員会は、加藤議員に9日間の出席停止の懲罰を科すことを決めました。委員会は、先月27日の一般質問で加藤議員が自民、民主、無所属議員らで組織する連立会派を「県民を裏切る行為」と批判したことを受け、連立会派側の申し出で設置しました。委員会では、連立会派など6人の賛成多数で加藤議員に9日間の出席停止の懲罰を科すことを決めました。懲罰はあすの臨時本会議で可決される見通しです。

中国人観光客が浜町で買い物 長崎上海航路

長崎上海航路で来日して九州各地を回っていた中国人観光客らが帰国を前に長崎市のアーケードで買い物を楽しみました。
中国からのお客さんに日本らしい雰囲気を楽しんでもらおうという津軽三味線。浜んまち商店街はアジアからの国際観光船の入港に合わせてイベントを実施していて今年度は5回目です。7日はハウステンボスや大分、熊本などを回っていた中国人観光客のうち約50人が浜町を訪れました。中国人観光客は、「買い物に2万円ぐらい使いました」。「カステラやお菓子を買って、ラーメンを食べました。おいしかった」。「温泉が良かった。3日続けて入りました」。などと話していました。中国人観光客は、午後3時に出港した長崎上海航路の第2便で中国へ帰りました。第2便の乗客は第1便より約30人少ない203人で、中国人は84人でした。

裁判員経験者の意見交換会

裁判員経験者の意見交換会が長崎地裁で初めて開かれました。
2009年5月に始まった裁判員制度。県内ではこれまで22件の裁判員裁判が開かれ補充裁判員を含め約190人が裁判員を務めました。意見交換会は、裁判員裁判に経験者の意見を取り入れようと長崎地裁が開き、裁判員の経験者3人と、裁判官、検察官、弁護士が意見を交わしました。裁判員からは、「検察側は被告人を悪者と決め付ける過激な言葉使いが多い」という意見や、弁護側に対し「情状酌量を狙い過ぎている」などの意見が出ました。このほか、「はじめは気が重く感じるが、経験してプラスになった」。「日当や交通費が足りない」などの意見もありました。

公立高校の入試始まる

きょうから2日間の日程で公立高校の入学試験が始まりました。きょうは定時制5校を含む57校で国語と英語、理科の試験があります。今年の全日制は推薦内定者を除く8056人の定員に対し8864人が志願しています。志願倍率は去年と同じ1.10倍です。長崎西校では291人の定員に330人の受験生が挑んでいます。あすは、社会と数学、面接の試験があります。合格発表は16日です。

長崎大学で前期日程の合格発表

長崎大学で入試前期日程の合格発表があり約1000人が喜びの春を迎えました。午前10時に合格者の番号が張り出されるとキャンパスに歓声が響きました。今年の長崎大学の合格者は8学部で1063人。受験者数が増えたため競争率は去年より0.3ポイント高い2.5倍でした。入学式は来月3日長崎ブリックホールで開かれます。

金勝男・郭姉妹手帳裁判第一回口頭弁論

長崎で被爆したにもかかわらず被爆者健康手帳の申請を却下されたとして、処分の取り消しを求める韓国人3人の裁判の第1回口頭弁論が開かれました。爆心地から500メートルの自宅で被爆した金勝男さんら韓国人3人は長崎市に被爆者健康手帳を申請しましたが、去年11月に却下され、処分取り消しを求めて市を訴えました。裁判で金さんは「亡くなった母親の話から自宅で被爆したことは明らか、手帳を交付すべき」と主張しました。一方で被告の長崎市は、「証人がおらず、爆心地から500メートルの距離で生存しているのも常識的には考えられない」として全面的に争う構えです。裁判を支援する団体によりますと、韓国には韓国政府が被爆者と認めながらも手帳が取得できない人が120人ほどいるということです。

南島原贈収賄事件の初公判

movie動画 南島原市の職員が逮捕された贈収賄事件の初公判がきょう長崎地裁で開かれました。職員は、起訴内容を全面的に認め、検察は、懲役2年6カ月を求刑しました。贈収賄などの罪に問われているのは、南島原市企画振興部地籍調査課主幹の?本育雄被告(57)と市内の建設業者2人です。起訴状によりますと?本被告はおととし12月、市が発注した深江庁舎の耐震改修工事の工事価格を業者に漏らした見返りに数回に渡り合わせて60万円を受け取ったとされています。初公判で、3人は、「間違いありません」と、起訴内容を全面的に認めました。検察は、「?本被告が犯行を主導し、賄賂はすべて遊興費に使った」「警察の内偵捜査を知ると2人に口止めした」と主張。?本被告に懲役2年6カ月。業者に懲役1年6カ月を求刑しました。判決は4月16日です。

県の地域防災計画見直し検討委が知事に提言

県の地域防災計画を見直す検討委員会は県内で想定される津波被害の対策などをまとめ知事に提言しました。検討委員会は東日本大震災をきっかけに地震や津波対策を見直すため去年8月から4回会議を開き、検討してきました。このうち、津波については今回初めて太平洋プレートの4連動地震と津波を想定したシミュレーションが示され、これをもとにハザードマップを作成し、避難指示の体制を見直すことなどが提言されました。中村知事は「各機関と連携しながら実効性のある防災体制を作りたい」と述べました。県は6月に策定する地域防災計画に反映する計画です。

佐世保の家電量販店で火災予防訓練

全国で春の火災予防運動が実施されています。佐世保市では家電量販店で消防訓練が実施されました。
訓練は、駐車場で車が壁にぶつかり漏れたガソリンに火がついたという想定です。従業員15人が参加し、初期消火活動や店内にいる客を店の外へ避難誘導する訓練をしました。参加した従業員は、「どういう行動をしてお客さまの安全を守るかなど、すごくためになった訓練だったと思います」と話しました。ハシゴ車で屋上からけが人を救助する訓練もありました。佐世保市消防局管内では、去年1年間に135件の火災があり6人が死亡しています。

「伝えたいあの日」 大震災遺族が写真展

movie動画 東日本大震災で娘を亡くした宮城の男性が、長崎市で被災地の写真展を開いてます。
宮城県石巻市の阿部美津夫さん61歳は大震災で長女と親族のあわせて3人を失いました。阿部さんは震災直後から娘の無事を祈りながら被災地の様子を写真に収めました。阿部さんは、「(大震災は)絶対に風化させてはいけない。残された私たちが活動を残すことに責務を感じています」と話しました。写真展「伝えたいあの日、そしてこれから」はナガサキピースミュージアムで来月1日まで開かれます。

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