今日は母のデイはお休みの日で、お天気も良かったので、
家族サービスすっか、と出かけることにしました。

どこに行くか、市内でガソリンを注ぐまで決まって
いなかったのですが、錦帯橋でも見るかと。

日頃からドライブ好きなので、片道100kmとか200kmとかだと
旅という感じはしないし、錦帯橋も数えられないくらい見て
いますが、せっかくお花見のシーズンなので、ちゃんと
駐車場に車を入れて、散策すれば、結構旅情が味わえるかも？？

山桜が最盛期で、遠回りの山間の国道を通って岩国を
目指しましたが、途中でたくさん花が見れて、お天気も
よかったお陰で目の悪い母でも桜！桜！と喜んでいました。

曇っていると、母の眼だと、桜でも良く見えないみたいなので・・。

母を連れていると、走ること自体が目的のようなものです。
なので、交通量の少ない道を、後続車に譲りながら時間をかけて
ゆっくりと走ります。
道端の花を見つけたら、いつでも路肩に車が停められるような旅です。

さて、錦帯橋に着くと、ソメイヨシノはまだ5-6分咲きというところ。
河原をそぞろ歩いていると、屋形船が出ているではありませんか。

鵜飼の協会がやっているようです。

20分500円と安いので、乗ってみます。

下から見上げる錦帯橋もオツ。





若い夫婦と3歳くらいの男の子が同乗していましたが、
父ちゃんはちょっとお疲れイライラモード。
母ちゃんはビデオで！デジカメで！携帯で！
愛息子との旅を撮るのにめっちゃ忙しそう！！(笑)
父ちゃんがシャッターを押すのもめんどくさがるので、
自分撮りの付いていないデジカメで、息子と自分を
撮っているので、シャッター押しましょうか？と
声をかけると、すっごい喜んだんです^^;
それくらい気軽に頼めばいいのに…^^;
家族3人の写真が殆どないので…と嬉しそうでした。

さて、船を降りて、お手洗いを探していると、可愛いステージに、
ちょこんと乗ったお猿が！

うわー！猿回しですって！！

猿回し、話題になりましたよね。
栗原 美和子著、「太郎が恋をする頃までには…」の出版で。

私は、不妊治療で通っている産婦人科の待合室で、
赤ちゃん雑誌ばっかりなのが辛くて、マシな雑誌はないのかと
探して見つけた、アエラで知りました。

山口県の猿回しが有名な事も、被差別部落の方が猿回しを
しているということも、初めて知って驚きました。

被差別部落民の、不当な要求や行動は、本当に何とかしろよと
思いますが
（京都かどっかの出勤せずに変な活動で稼いでた市役所職員とか）、
猿回しというのがとてレベルの高い仕事のように思える
私には、被差別部落なんて関係ないじゃん、としか思えませんでした。

だって、あんなに人間っぽい猿を操れて、すごいと思うもん。

動物に接する仕事の人は基本的に尊敬してしまうので。

近づいてみると、休憩時間のようで、500円払うとお猿と一緒に
写真が撮れます。頼むとお兄さんがシャッターも押してくれます。



この子の名前はユキちゃん。
中央競馬の馬とは違います^^;あれはユキチャン。

たった500円ですがちゃんと支払いをしたせいか、
お兄さんがとてもフレンドリーに質問に答えてくれました。

ユキちゃんは、山で駆除されそうになったお猿だそうです。

芸ができるお猿は、きっと芸ができる親から生まれたんだろう、
きっと猿回しがこなせる華麗なるお猿一族に違いないと思ったのですが、
全然そうじゃないんですね。

そのことに驚き、知識としてはあったものの、リアルに「駆除」を
イメージできて驚き…

まだ2歳で、人間で言ったら10歳くらい。
お兄さんをパパと思っているようで、人間の子供そっくりの
甘えっぷりです。
可愛い・・・＞＜



いたずらする仕草も人間そのもの。

不思議でたまりません。
いつまで見ても飽きないなーと思いましたが、プロの猿まわし師の
お兄さんも同じように思うそうです。

気持も通じるそうです

でも大人になる10歳くらいからは、僕らにも攻撃してきますから、と
噛まれた跡を見せてくれました。

知らない事が色々あるなー。

じゃあ猿を家族に迎えるのは無理そうだ…

お話していると、常連のおじさんが、ユキちゃんに千円札を渡しました！
そしたら、「あと１回やるかやらないか考え中」と言ってたお兄さんが、
じゃあやるか！と腰を上げるではないですか。
やったー！

輪くぐり、玉乗り、竹馬に逆立ちなど、色々な芸ができるユキちゃん
ですが、完璧じゃなくて、ステージから飛び降りたり、芸を途中で
さぼったりするのが凄く可愛くて、見ている子供たちが凄く喜んで
いました(*^^)

また見たいな(*^^)