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敦賀原発近くの活断層 再評価を

3月6日 23時2分

福井県にある日本原子力発電の敦賀原子力発電所の近くを通る活断層について、国の原子力安全・保安院は、6日に開いた会議で、専門家から、活断層の規模が大きくなる可能性があるという指摘を受け、日本原子力発電に対し、この活断層の再評価を求めることにしています。

敦賀原発の耐震安全性について、日本原子力発電は、原発の敷地近くを通る「浦底断層」と呼ばれる活断層について、南側にある複数の断層と連動することを考慮したうえで、およそ25キロの長さがあると評価していました。
これについて、6日に原子力安全・保安院が開いた専門家会議で、独立行政法人の産業技術総合研究所の杉山雄一主幹研究員が、「浦底断層」の北側にある複数の活断層が、同時に動く可能性があるとして、「これまでの評価は甘い」と指摘しました。
杉山主幹研究員の調査では、「浦底断層」の長さは、北側にある活断層と連動した場合、これまでより10キロ長いおよそ35キロになるということです。
このため、原子力安全・保安院は、「浦底断層」の規模がこれまでの評価より大きくなる可能性もあるとして、日本原子力発電に再評価を求めることにしています。
再評価の結果によっては、敦賀原発の耐震性を評価する基準の地震動が大きくなる可能性もあり、その場合、再稼働の判断の前提とされるストレステストの結果に影響が出ることも予想されます。