「ドイツ組」がドイツ戦へ猛アピール

　ドイツでプレーする３人娘が決勝での先発出場に向け、指揮官に異例の猛アピールを行った。

　６日の紅白戦の１本目では永里、熊谷、安藤はともに控え組。佐々木監督は前日の紅白戦のメンバーを、そのまま先発起用することが多く、通常ならベンチスタートの可能性も。熊谷は「ドイツ代表にはチームメートが７人いる。出たい気持ちはメチャメチャあります。ドイツへ渡って半年。生活もサッカーも慣れてきたところでの対戦ですから」と声を張り上げた。

　また安藤も「ポッピー（アレクサンドロ）とは決勝で会おうと言ってたんです。ドイツは五輪には出られないけど、いま欧州選手権予選を戦っている。モチベーションは高い。そういう相手と戦える、貴重な機会です」と先発をアピールした。このドイツ組の声に対し、「今回だけは絞り込めてない。これから考える」と佐々木監督。ひと晩悩んで決めるという。