お久しぶりです。
東北大学学友会硬式野球部4年の佐久間啓太です。
「『元』をつけろよデコ助野郎」という突っ込みは少々お待ちください。

さて今回から、3回にわたって今秋引退する4年生が徒然なるままに今の思いをつづっていきます。
乞うご期待!
…この企画、実は3週間ほど前に細川に提案されて、私がトップバッターに指名されたのですが今日まで、書かずに放っておきました。
大変申し訳ございません。
野球も終わって暇なんですが、筆不精というのは恐ろしいものですね。
今から卒論が心配でなりません。

…前置きはこの程度にして。
まずはこの秋の結果報告から。
チームの結果については、奥村さんや石塚和のブログにあるとおりですし、この後細川が懇切丁寧に報告してくれるので省きます。
続いて個人の成績についてですが、
まあなんというか・・・
非常に言いにくいというか・・・
どんな顔をしていったらいいかわからないのですが・・・
首位打者ベストナイン
獲得しましたーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
嬉しいです。
舞い上がってました。
ニヤケが止まりませんww
正直なところ、新聞のインタビューで「出来過ぎです」とか言ってた時もドヤ顔してましたすみません。
サンスポ東北版にでかでかと載ったのですが、一人で4部買ったのはここだけの話です。

ここからテンションを変えます。
当然のことながらこんな成績残せるなんて思ってもみませんでした。
おそらく仙六関係者のだれもが予想外だったと思います。
私は、この秋が始まるまで、せいぜい通算打率.170程度の並み以下の打者でした。
これまでの7シーズン、ぐうの音も出ず、地面すれすれの低空飛行してるくらいの選手だったんです。
苦しかったですよ。
自分が打ってれば勝った試合も少なくなかったですし、
同級生の細川と豊内が結果を残す中、自分は結果を残せずにいて。
「お前はとりあえず守備さえ頑張ればいい」なんて言われて悔しくないわけない。
「俺はこんなはずじゃない」「今に見てろよ」とずっと思ってました。
そうしてたまった鬱憤を最後に吐き出したんだと思います。

「最後に一花咲かせる事が出来た」

確かに、最後にデカイ事できました。
自分なりにとても満足しています。
でもやっぱり奥村さんもブログに書いていた通り、
もっと4年間平均して打ってれば、チームに貢献できていたのかなあなどと考えています。
欲張りですかね。

少し話を変えて、以前私がブログに書いたことについて書こうと思います。
「悔いを少なくするためには、行動し続けることと考え続けることが重要だ」
このブログが作られて、最初に投稿した記事に、私はこんなことを書きました。
要するにこれって何が言いたいかというと、
「いっぱい練習する」ってことと
「考えながら練習する」ってことです。
はい。すごく普通の事です。
かっこつけたい年頃だったんです。分かりにくくてすみません。
でもなんであの時になって、そんなわかりきったことを書いたのかといえば、やっぱり
「自分は練習してない」という自覚と
「このままでは、野球が終わった時に後悔するな」という思いがあったからです。
あのブログを書いてから、私は外見では分からなかったかもしれませんが、確実に少し変わりました。
それまでよりも少し頑張れるようになりました。
細川に「佐久間は練習しないから」と言われて、悔しいと思うようになりました。
この秋の結果は、この小さな変化がなければ、なかったと思います。

「ちょっとの変化で、それだけ変われるなら、今までどうしてそうしなかったんだ。」

自分でもそう思います。
でもその少しの変化は、変化量は小さいかもしれませんが、自分の中では大きな力を必要とするものでした。

ではなぜ自ら、変化に踏み切ったのか。
それはやはり
「『終わり』を意識したから」
でした。
「この大学野球が終われば、本気で野球をする機会はおそらくなくなる。
野球が本気で出来なくなる前に、出来ることはしよう。」
そう思ったからでした。
締め切り間際にならないとできないタイプの人間はやっぱり駄目ですね(苦笑)
現役のみんなには、自分より早いタイミングでこのことに気付いてもらえれば、
もしかしたら、もう少し楽しく野球ができるかもしれません。

続いて進路について。
以前にも書いたとおり、私は今年就職活動をしていました。
結果からいえば「惨敗」です。
いっぱいES出しました。
いっぱい面接も受けました。
駄目なものは駄目ですね笑
来年頑張ります。
どこか拾ってくれないですかねえ半泣
各企業の人事部のみなさーん、ここに「首位打者」残ってますよー泣

ただ就職活動に失敗したおかげといっては何ですが、
大学を休学するという形で、来年いっぱい野球部に残って学生コーチをすることになりました。
今後もよろしくお願いいたします。

最後に感謝の言葉を。
4年間好き勝手野球ができたのも、OB・OBの皆様、父兄保護者の皆様、奥村さん、コーチ陣の皆様、父母、そうした人達がいてくれたからこそだと思います。4年間お世話になりました。本当にありがとうございました。今後も東北大学学友会硬式野球部をよろしくお願いします。

では長々と失礼いたしました。