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【プロ野球】

キヨシ、守道監督に立ち合い負け 先に「熱いぜ」言われちゃった

2012年3月7日 紙面から

別れ際に「最近体が縮んだ」と横浜DeNA中畑監督に話した高木監督。「そんなことないですよ」と笑顔で背中を叩かれた=ナゴヤ球場で

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 DeNAの中畑清監督(58)が6日、ナゴヤ球場で中日・高木監督と就任後初交流。ファンサービスを重視する先輩監督との共感を口にしたが、やや立ち合い負け!? の感があった。

 練習試合が中止。中畑監督が練習を見守っていたところ、一塁ベンチ横から高木監督が出てきた。中畑監督は「あっ高木さんじゃないか」とつぶやき駆け寄ると、本塁付近でガッチリ握手した。すると、高木監督はいきなり「熱いぜ!! 熱いぜ!!」と中畑DeNAのスローガンを連呼。これには中畑監督も「熱い戦いになるように大先輩の胸を借ります」と恐縮した。

 中畑監督はこれまで、楽天・星野監督との対面ではおなじみのフレーズ「勝ちたいんや」と言いながら抱きついたり、阪神・和田監督に対してはスローガンの「熱くなれ」を口にしながら機先を制してきたが、12歳上の大先輩には突っ込む暇もなかった。

 対面後、中日のスローガンが「Join us ファンと共に」だと聞いた中畑監督は「オレと一緒だね。『熱いぜ!!』というのは、スタンドのファンと一緒に熱くなろうという意味。高木さんは気の合う尊敬できる大先輩です」と持ち上げ、公式戦での熱い戦いを誓った。(後藤慎一)

 

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