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National Institutes of HealthU.S. Department of Health and Human Services
July 2011
volume
119
|
 
number
 
7
Reprinted from:
ehp
ENVIRONMENTALHEALTHPERSPECTIVES
Published Monthly by the National Institute of Environmental Health Sciences (NIEHS)
化学物質の影響
東北地方太平洋沖地震と津波による汚染と除去
 
News
 
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Focus
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化学物質の影響
東北地方太平洋沖地震と津波による汚染と除去
著者
Winifred A. Bird 
Elizabeth Grossman
日本長野県とオレゴン州ポートラン(
Portland, Oregon
それぞれのオフスから、東日本大震災の余波を追した。被害の全貌を把握し、化学物質汚染とそれらによる潜在的な健康被害が津波の後、どのうに扱われているかを知るために、
Bird 
は被害の大きかった茨城県、岩手県、宮城県を訪れた一方
Grossman
は、被害を受けた企業と化学物質の情報そしてこれらの問題が米
United States
でどのように扱れるかを検討した。
本の本州東北地方沿岸部を襲った史上最大の地震と津波から30日後、宮城県 石巻市 は荒廃した状況だった。産業工業の盛んなこの港
1
は、源に東北地方で最も被害の大きかった地のひとつであった壊した家々、骨組けとなった場、がれきの山が、ほこりみれの通りに連なっていたつぶれた車廃棄場に積み重なり壊れた舶用コンテナは地に乗り上げていたれたオイルタンクからは、黒い液体れ出してお薬の袋は玉虫色の水溜りに浸かいた「化学貯蔵庫」と書かれた倉ドア外れて開いており中には何もされていなかった。町の人達や救助隊員がこの広大な荒廃した地域を歩いたり家に残されたものを拾集めたりあまりの被の大きさのため動けなくなったかのようにこの現実離れした眺めをただじっと見つめてい
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2011
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月11日のマグニチュード
9.0
の地震と津波は沿岸部561平方キロメートルが浸水し、内陸
20113月、宮城県気仙沼の荒廃した町で通り道を作る男性
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