衆参両院を統合して「一院制」を目指す超党派の議員連盟は、国会内で役員会を開き、憲法の改正案を衆議院に提出するために必要な100人を超える衆議院議員の賛同が得られたとして、今の国会に改正案を提出する方針を確認しました。
国会内で開かれた、一院制を目指す議員連盟の役員会には、民主党や自民党など超党派の国会議員およそ20人が出席しました。
この中で、議員連盟の会長を務める衛藤衆議院副議長が、衆参両院を統合して国会を一院制にして、国会議員の定数を500人以内にするなどとした憲法の改正案について、賛同する衆議院議員の署名が129人分集まり、憲法の改正案を衆議院に提出するために必要な100人を超えたことを報告しました。
また、一院制の導入前に、あらかじめ公職選挙法を改正して衆参両院の定数を合わせて500人以内に削減したうえで、それぞれ選挙を行うという改正案の具体的な内容が了承されました。
そして、役員会では、近く議員連盟の総会を開いて、改正案の提出者などを決めて、今の国会に改正案を提出する方針を確認しました。
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