ドキュメンタリー映画「チベット・チベット」の監督、キム・スンヨンさんがインドを旅して作った最新映画、「呼ばれて行く国インド」の全編が2月限定でYouTubeで観られるそうです。
早速観てみましたが、もともとバックパッカーとして世界中を旅してきたキムさんが、気負わずにインドを見聞きした体験が、そのまま自然体にカメラに収められているような感じがしました。
大渋滞で無秩序の道路、死体が普通に浮かんでいる川、仏陀が悟りを開いた場所、スラム街、祭りetc、とにかくインドの人たちの行動や表情が強烈なので、それらを観ているだけで面白かったのですが、私はキムさんがインドで出会う、日本からのバック・パッカーたちやマザー・テレサの家でボランティアをする人との会話が印象に残りました。”どこを回って、次どこに行くのか”というような会話がメインでしたが、日本でのこれまでの生活や、インド旅行に求めているもの、など、色々聞いて見たいなぁと思いました。ガンジス川のほとりでゲストハウスを最初に始めたのが、日本人の女性だったというのも驚きでした。
なぜ新作の映画を2月限定で全編無料公開するのか?と不思議に思ったのですが、なんと、キムさんがツアーガイドとなり、インドを旅する企画があるのだそうです(締め切りは2月末)! なので、これはツアーのプロモーションを兼ねての映画公開ということかもしれません。映画を作る→劇場公開→各地での自主上映→DVD販売やCSなどでの放送・・・というパターンだけでなく、色んな形・順番での公開の仕方があるんだな、と思いました。
友人からは、最近フランスでは先にDVDを販売して宣伝し、それから劇場公開をするというものもある、と聞きました。どんな効果が上がっているのか、興味のあるところです。
インドツアー企画の内容は、キム・スンヨンさんの
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