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 更新時間: 2012年03月07日12:09:04

名古屋キャバクラ放火 実行犯の被告に無期懲役求刑

20010年9月、名古屋市中村区のキャバクラが放火され3人が死傷した事件の裁判員裁判で、実行犯とされる元暴力団組員の男に対し、検察側は無期懲役を求刑しました。

現住建造物等放火や殺人などの罪に問われているのは、元暴力団組員の又村正俊被告(34)です。起訴状によりますと、又村被告は2010年9月、中村区椿町のキャバクラ、「インフィニティ」にガソリンを使って放火し、店の関係者の男性(当時27歳)を殺害、女性2人にけがをさせたとされています。7日の裁判で検察側は「暴力団へのみかじめ料を断る店を営業停止に追い込むためという身勝手な動機にくむべき事情はみじんもない」などとして又村被告に無期懲役を求刑しました。一方、弁護側は、「暴力団組長の命令に逆らえず犯行に至り、自ら計画していない」として懲役10年が相当と主張しました。判決は8日に言い渡される予定です。

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