スポーツ

[虎四ミーティング]
吉原知子(元全日本女子バレーボール)<前編>「眞鍋ジャパンへの期待」

2012年02月10日(金) スポーツコミュニケーションズ

実は苦手な食べ物

二宮: となると、吉原さんは食べることも練習の一環だったと?
吉原: そうですね。でも食べ物の好き嫌いがあったので困りました。お子様みたいなんですけど、ニンジンやピーマンが苦手で……。「野菜をバランスよく食べなさい」とよく指導されました。

二宮: それは意外ですね。北海道は野菜もおいしいでしょう?
吉原: そうなんですけど、小さい時にニンジンを馬に食べさせているのを見て育ったので、どうも同じものを食べるのに抵抗があるんです。“私は馬じゃないんだよ”って(苦笑)。

二宮: ハハハ。それは北海道出身ならではのエピソードですね。80年代はスポーツ栄養学もまだ現場の隅々に浸透していたわけではありませんでした。その時代に日立では栄養面での指導もきちんとされていたんですね。
吉原: はい。栄養士さんも食事をつくってくれる方もいました。でも、食事の管理で印象的だったのは、ダイエー時代のアリー・セリンジャー監督です。練習量から消費カロリーを計算して、「食事はこれくらいのものを」と細かく指示を出していました。サプリメントやプロテインも摂るように言われていました。

二宮: というわけで、今回はすき家の人気商品でもある“冬のあったか「牛まぶし」”をご用意していただきました。
吉原: うれしいです。今日は朝から何も食べないで楽しみにして来ましたから(笑)。

二宮: この商品は「ひつまぶし」のように、最初は普通に牛丼を食べ、次にだし汁をかけて食べるのがおいしい食べ方だとか。
吉原: 牛丼だけでもおいしいですけど、だし汁をかけると、またあっさりしていていいですね。サラサラと食べられるので、あまり食欲がない時にもいいかもしれません。

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