JR大阪駅南側の駅ビル「サウスゲートビル」の16階にある「太陽の広場」で3日、星空を観察する天体観望会が開かれた。
JR西日本子会社の大阪ターミナルビルが、屋外のデッキ部分に天体望遠鏡を設置。都心で星空が楽しめる「知る人ぞ知る人気イベント」(同社)とあって、親子連れなど約200人が月や木星の観察を楽しんだ。
駅周辺は高層ビルが多く、平日はオフィスの照明で夜も明るいが、土曜日のこの日は明かりが少なく天体観測が可能。お目当ての星をみつけた参加者からは歓声が上がった。家族5人で参加した大阪市住吉区の小学2年生、京極万結(まゆ)ちゃん(7)は「月の表面がきれいでびっくりした」と話していた。