事件「2ちゃんねる」を強制捜査 覚醒剤書き込み放置の疑い 警視庁+(3/3ページ)(2012.3.7 07:01

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「2ちゃんねる」を強制捜査 覚醒剤書き込み放置の疑い 警視庁

2012.3.7 07:01 (3/3ページ)

 ネット上の犯罪は摘発が強化されてきた。他人のIDやパスワードを無断で使ってネットに接続する行為に対しては、平成12年に不正アクセス禁止法が施行された。昨年7月にはコンピューターウイルス被害に対応するため、ウイルス作成罪も新設された。

 掲示板についても書き込む側の犯罪は何度も摘発されてきた。しかし、書き込まれる側の協力がなければ野放しになってしまう。

 これまで“アンタッチャブル”だった国内最大級の総合掲示板。甲南大法科大学院の園田寿教授は「表現の自由は保障されるべきだが、犯罪行為や明らかな誹謗(ひぼう)中傷の放置は取り締まるべきだ」と話している。

 ■2ちゃんねる IT実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏が平成11年に開設したインターネット掲示板。幅広い分野で匿名の自由な書き込みが行われ、利用者が激増した。名誉毀損(きそん)で提訴され、西村氏は複数回敗訴した。西村氏は21年、ブログで2ちゃんねるをシンガポール企業に売却したことを発表した。

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